札幌自転車日記

札幌で(古い)自転車に乗る人の日記。

ブリヂストン・レイダックトレーナー

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レイダックシリーズは色々あるが屋内練習用のレイダックトレーナーが詳細に紹介された記事をみたことがなかつたので興味本位で入手。

レイダックトレーナーは初期型(RD-T)と後期型(RDT-MG)があり、今回入手したのは後期型。後期型で負荷装置(タイヤに接触して負荷を生ずる部分)が電磁式化して値段が49800円から54800円に上がつたのが相違点として上げられる。

負荷装置にはNAGAOKA・JAPANと表記されてあり、自転車関連用品を手広く製造してた長岡金属のものではないかと推測される。

余談だがレイダックトレーナーの発展型としてレイダックエクササイザー(RD-EX)があり、これはパルスメーターを追加し、負荷方式をフライホイール外周巻き付き式として実際の自転車駆動方式と異なるものを採用した現行のフィットネスバイクに近い製品。値段は55800円。


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ホイールはアラヤ20Aの700Cでハブはシマノ、フリーもシマノで6段、チェンはHGチェン。搭乗者の体重を支へるシートポストを差し込むパイプから伸びたチェンステ―先端にある正爪エンドで挟み込まれてあり、ブラケットを介してシマノポジトロン変速機が使はれてある。


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シフターはシマノポジトロン6速インデックス式がバンド留めされてある。所謂トップマウント式のシフター、サンツアーのクリマチック以降ロードマンで使はれたものとほぼ同じもの。


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フリーとチェンの状態をみるに全く使はれることなくあつたことがわかる。


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クランクは栄輪業の165mmでガード付きの50t。同社のカスタムAに似る。1986年1月製造だが本体(1990年代製)と年代が合はないので大量製造された在庫品を取り付けたのだらう。ペタルは標準仕様だと三ヶ島のRMXが付いてたと思はれる(極東の類似品かも知れない)。


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シートポストは珍しい22.2サイズ。標準仕様だとヤグラを介してセライタリアのアナトミカサドルが付いてあつた。


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ステムとハンドルは楠木のWIN。特異な形状に対応する為かカチ上げステムが使はれてる。バーテープはこの時期よく使はれたOGKのエンボス加工されたもの。

春夏秋冬ほぼ毎日自転車に乗つてる為、わざわざ屋内で自転車に乗る機会はないが、気が向けば乗つてみたい。