ワイルダム パッカーを弄るのに手持ちの部品を漁つてると昨年春頃買つたのを忘れて放置してたユーラシア ディアゴナール最終型を発掘したので同時に弄つて居た。
弄つてる内に何かに使はうとして購入してたパナソニック700C用の輪行用泥除けがサイズ530のワイルダム パッカーにはそのままでは付かなかつたが、元々大きいフレームサイズ向けの泥除けだつたのか、サイズ560ユーラシア ディアゴナールには少々の調整で取り付けられたので、パッカーは後回しでディアゴナールを走行可能に仕立てる事とした。
ブリヂストンサイクルのツーリング車用フロントキャリアが余つてたので取り付け。専用品なので変に弄らなくてもフォークのフロントキャリア用ダボとフォーク貫通穴で無理なく固定。
前泥除けはフォーク下吊り金具とフロントエンドダボだけでではなく、フロントキャリアにも固定して走行時のガタツキを抑へる。
後泥除けはエンドダボとシートステーブリッジ下とチェンステ―ブリッジ下で固定。
1988年式ユーラシア ディアゴナール(EAD-560)、変速周りはSIS化する手前のシマノのNew 600EX(6200)で後のアルテグラ。
1989年にアトランティスとユーラシアは統合されてトラベゾーンブランドとなる為、今回組んだのはユーラシア ディアゴナール最終型といふ事になる。
歯数は前50-42-32tの後14-28t。元は後ろ14-24tだがワイルダム パッカーから前後車輪を移植、フリーも登坂を考慮してパッカーの14-28tまま。後変速機がロングケージなので28tに換装後もチェンとワイヤー交換のみで無理なく変速可能。
ジオメトリは同年式スポルティーフと概ね同じだが、比べるとディアゴナールはハンガー下がりが5mm低い。
他にスポールティーフだとブレーキはセンタープルで電装はバッテリーライトのみだが、ディアゴナールはブレーキがカンティ(前DC960後DC981)で電装はリアダイナモでフロントキャリアから伸びたライトを光らせると言つた違ひがある。
今回組むにあたりダイナモは廃してバッテリーライトを使用するものとした。
チェンステ―ブリッジ下で固定された金具に付いた六角ボルトを
アーレンキーで緩めて外すことで分割することなく後ろ泥除けを全て外すことが出来る仕組みとなつてある。
ブリヂストンサイクルの場合だとチェンステ―ブリッジ下は泥除けを挟んで固定する金具があり六角ボルトを緩める必要がないのが違ひだが、パナソニックの輪行用泥除けの方がガタツキが少なく固定力はある。
走行可能まで組み上がつて軽く試走したので、早速フォーク抜き輪行を試してみた。
フレームサイズが大きい為、マチに余裕の無い古いランドナー用輪行袋だと収まるがギリギリ。マチに余裕のある近年のランドナー用輪行袋や類似品なら問題なく収まるだらう。