前回から集めてた部品が揃つたのでブレーキ周りを組み付け。
アヘッドステムは45mm長へ変更、ダイアコンペのブレーキアウター受け(1701)とバーレスト(DC138)を取り付け、ギドネットレバーにはGC202、204QC用アジャストボルトを使用。
VIVAのコラムスペーサー付きベルも取り付けた。
シートポストは栄輪業の溝付ラプラード型へ。
ブレーキアウターは以前ロードマンスーパーコルモをドロップハンドルへ換装した時にとつておいた古い日泉のクリアアウターを使つた。案外知られて居ないがこれは今でも手に入る現行品である。
初期型パグスレーはフレームのブレーキアウター受けが存在しない為、ケーブルのフレームへの固定はケーブルタイ(巾2.5mm)を使用した。
後ブレーキはダイアコンペDC983を取り付け、アーチワイヤーは現行品だと長さが足りず、古いフラットレバー向けのブレーキワイヤーをアーチワイヤーとして代用(長さ約450mm)。MTB向け~等と表記される現行のものでも代用できる。
古い両太鼓のカンティブレーキだと、ブレーキワイヤーをアーチワイヤーとして代用する際片太鼓のワイヤーに太鼓(BMX向けのブレーキ等に付属するワイヤーストッパー)を探して取り付ける手間がかかるので、なるべく片太鼓のカンティブレーキを使ふのが良い。
パグスレーにカンティを付けてる人は、皆チドリを付属品からサルサやポール、Mr.コントロールの横に大きな物へ換装してゐたのでダイアコンペの小振りなものでも使えるかどうか気になつて居たのだが、一応は使えた、しかしご覧の通り余裕がなく走行中に跳ねたりすればタイヤの凹凸にアーチワイヤーが擦る可能性が高い。
タイヤが26 x 3.7のサーリー・エンドモーフでこれなので、より太いタイヤでカンティを使ふ場合、チドリは大型のものに交換しておいた方が無難だらう。
前ブレーキはダイアコンペDC960の片太鼓版でシューの微調整が可能なDC962を取り付け。アーチワイヤーは使ひ古しでも長さが足りた(長さ約380mm)。かうして前後比べると当たり前の事だが、横に出つ張るワイドプロファイルなカンティより、DC96xシリーズの様に小振りな、もしくは現在廉価に出回つてるロープロファイルなカンティならアーチワイヤーが短くて済む事がわかる。
前でもダイアコンペのチドリを使つてゐるが、後と比べるとタイヤとの間は大分余裕がある。片方に隙間が寄つてるのはフロントフォークがオフセットされてるからだと思ふがどうだらうか。
カンティの調整は慣れてるので手早く済ませた、室内で触つた感じだと制動力は手持ちの自転車で比べるとフェデラル位はある。速度を出さないのであればこれで十分。
次回は変速周りを組み付ける。