札幌自転車日記

札幌で(古い)自転車に乗る人の日記。

札幌から羽幌(天売島)への190Km、2日間キャンプツーリング2019年夏、1日目

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今回の相棒はフロント2サイド仕様のトラベゾーン ツーリング改650B仕様。

バッグ類はフロントバッグ、フロントサイドバッグx2、サドルバッグ、モンベルのサイクールランバーパック5(新型)。

フロントバッグには補給食、電気小物(充電器、携帯バッテリ、電池類)、サングラス、水筒、地図。

サドルバッグにはテント一式、グランドシート、エアマット、輪行小物類、簡易救急用品、着替へ、お風呂セット(タオル類他)。サドルバッグループにはマルトの自転車屋さんのポンチョ。

サイドバッグには輪行袋、寝袋、虫除けスプレー、紐類。もう片方へ各種クッカー、バーナー類、スポンジ、シェラカップ蚊取り線香、帽子。

サイクールランバーパックには財布、カード類、買物袋、空気枕、手帳と筆記用具、スマートフォン、ヘッドライトとランタン用シェード。工具類はツールボトルに纏めてダウンチューブ下のケージに付けてある。

また、途中で1.5Lのポカリスエットを購入してボトルケージにつけた。

前日19日の23時に出発。

 

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24時には江別へ到着。 

 

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江別を過ぎてひたすら走る。

 

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当別、新篠津等を過ぎて行くが街灯が殆ど無いか、あつても2~3Km毎にしかないのでフロントライト、テールライト共に連続10時間程度使用可能なしつかりしたものを準備した方が良い(今回はキャットアイHL-EL540RCSL-WA100ブリヂストンサイクルTL-SP1使用)。

 

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しばらく小雨だつたのが月形辺りで雨足が強くなつてきたのでポンチョ着用。


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日付がかはつて3時30分、浦臼のローソンへ到着。やたら小奇麗なコンビニだとは思つたが今年春にできたばかりらしい。

 

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4時40分頃、鶴沼の中心蔵を過ぎる。この頃には雨足も弱まつてきたのでポンチョを脱いで代はりにモンベルのウインドブラストパーカーを着てる。

ウインドブラストパーカーは丸めるとそれなりに小さくなり値段もアウトレット品を安価に入手できたので愛用してるが、自転車用ではないので蒸れ易いのが難点。

 

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フロントバッグのマップケースには行程を俯瞰する為の大まかな地図、デジタルオーディオプレーヤとパッシブスピーカが入れてある。ハンドルには現在時速表示と積算距離表示用にキャットアイサイクロコンピュータCC-CL200、友人が3Dプリンタで自作したガーミンマウント付きケースを使つたUnihertz Atomではグーグルマップのナビ機能を表示させてる。

Unihertz Atomはグーグルマップのナビ機能を常に表示したままだと1時間でバッテリ6~8%程度消費。音声案内があり、方向音痴には大変便利。最近の更新で小さいながら現在時速表示がオプションに追加された。

 


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夏に愛用してるブルーラグの短パンは一見するとジーンズ地だが、薄手の麻混毛で蒸れにくく股周りが補強されてあるなどパターンは自転車用になつてをりポケットも口が広く深いので手袋をしたままでも出し入れし易い。夜から早朝にかけては寒いのでモンベルのニッカホースを履き、靴はモンベルのゴアテクスの防水靴(廃版品)。

 

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5時30分頃、雨竜町に入る。

さらに進んで6時30分頃北竜町に入り気温が上がつてきたので、ニッカホースとパーカーを脱いでアームカバーとレッグカバーと自転車用靴下に履き替へ暑さと日焼け対策とする。


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美葉牛の辺りにあるひまわり畑は壮観。

 

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 幌糠の辺りは集落から少し外れると殆ど街灯もない山の中となる。

 

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中幌橋についたのが8時頃。


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9時に漸く山中から日本海へと出た。以前宿泊した望洋台キャンプ場の近く。

 

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海沿を走るのはやはり楽しい。この日は向ひ風もなかつたのでかなり距離を稼げた。

 

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10時頃着いた小平道の駅で小平和牛を使つた小平バーガーを食す。美味。


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小平から苫前辺りは風力発電所が多い。

 

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小平から苫前辺りは風力発電所も多いが坂も多い。

 

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まづ苫前道の駅手前に1つ目の坂。

 

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とままえ夕陽ヶ丘ホワイトビーチの辺りに2つ目。

 

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押白志橋を過ぎてしばらく行くと3つ目。

 

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興津仮乗降場跡から中間橋過ぎた辺りで4つ目。

 

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4つ目の坂を登りきれば羽幌はすぐそこ。


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12時20分には羽幌市街地に着いた。昨晩23時の出発から約13時間程で札幌から羽幌まで着いた計算になる。

羽幌から天売焼尻までの船は普通船と高速船があり、この時間だと高速船には間に合ふが、以前高速船に乗つて揺れの酷さから酷いことになつたので高速船には乗らず、しばらく時間を潰してから14時30分の最終船に乗船。

羽幌沿海フェリーでは自転車は輪行袋に入れた状態だと無料で、そのままだと通常運賃の他に手荷物運賃がかかる(往復分の手荷物運賃を先に支払ふ)。

 

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16時20分頃天売島到着。フェリーターミナルに併設された受付でキャンプ場の受付を済ませる。ウニまつりをやつてるのでそれなりに人があるさう。


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キャンプ場到着手早く設営を済ませる。テントはワイルダムワンマンテント。


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今年からシャワー小屋の隣に炊事場が新しく建設された由。

 

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以前の外に置いたままの炊事場よりも蛇口の数が4倍に増えて使ひ勝手がよくなつた。洗剤や束子は用意されてないので持ち込む必要がある(島の商店で手に入る)。


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新兵器スノーピークギガパワーストーブ 地 オート。点火装置付きで着火簡単、火力十分、携帯性は……それなり。愛用してた大陸製チタンバーナーのゴトクを折つてしまつたので新調。

 

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島の商店で食材を仕入れたので早速調理してビールを飲む。

 

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虫除けにスプレーと蚊取り線香を併用。マッチが湿気つて使ひ物にならなくなつてたので、ライター代はりに持ち込んだSOTOのマイクロトーチアクティブ蚊取り線香に着火。

 

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ビールにはジンギスカンがよく合ふ。

 

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いつの間にか上がつてた花火を観ながら飲んで食べて夜は更け行く。

支笏湖へキャンプツーリング2019年春、2日目

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朝、起床すると外は雨模樣。ツェルトに移動してのんびり過ごす……つもりが少し肌寒い。


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昨日使つたBE-PAL附録のステンレスミニ 焚き火台で焚き火を楽しみつつ暖をとり、昨晩の残りものを食べるが少し物足りない。


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昨晩用意した炭は完全に消えてしまつたので、バーナーを用意してまづはカフェオレを飲みつつ朝食の準備。


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余つた羊肉にベルのジンギスカンのたれを使つてジンギスカン


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コストコのプルコギビーフも豪快に食べて。


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ソーセージも大量に茹でて友人と朝食を楽しんだ。

 

 

 

 

朝食後も雨は一向に止む気配がなく、雨足が少し弱まつた頃合を狙つて撤收。帰り際にキャンプ場のスタッフに話を聞くと雨が降つてるのは支笏湖近辺だけで、千歳へ抜けると雨は降つてないとのことで多少期待しつつ千歳へ向かふ。

 

 

緩い登坂途中でブロンプトンに乗つた外国人(イギリス人?)とすれ違ひ際に会釈をされてそのまま追ひ抜かれたのだが、しばらく先の道で地図を表示した端末をみながら何やら悩んでる様子で足をとめて居た。

とりあへず横を通り抜けて先に進まうとすると、友人が外国人に捕まりなにやら英語で尋ねられてた。何度か問答を繰り返して相手も納得した様なので友人と走り始めると、今度はこちらと並走しながら僕に話しかけてきた。

この道は千歳へ行く道か?と聞かれたのでさうだと答へると、英語は話せるかと聞かれたので少しと答へたのが運の尽きで、英語が少ししか話せない!?ならもつと(話す勉強も兼ねて)話さないと!なにか質問してみなさいといはれたがこちらは英語の意味がわかつてもイエス・ノー位しか話せないのでモゴモゴ。では地元で何か面白いテレビ番組はあるか?と聞かれても普段テレビ番組を観ないので何も思ひ浮かばずでモゴモゴ。その後も色々聞かれたものの走りながら簡単な身振り手振りとイエス・ノーでなんとか押し切つたが英語が話せると聞いて喜んだものの大して話せなくて残念さうな相手の顔をみるのは忍びなかつた。

外国人が適当なところで話を切り上げて手を振りながら速度を上げて先を行つたので、こちらは速度を落として友人と話をしてみると友人もこの道は千歳へ行く道か?と聞かれたさうで、友人の話に確証を得られなかつたのか僕にも同じことを聞いてきた様だつた。かういふ時ばかりは互ひに英語が話せればと思はされる。

 


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えにわ温泉ほのかに寄る。モール温泉と塩泉があり、ゆつくりとくつろげる温泉で以前から何度か来てる。


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温泉内レストランにオリジナルメニューとしてオリジナルポークカツミートスパゲッティがあつたので頼んでみた、2年前に釧路で食べたスパカツとほぼ同じでなんだか懐かしい。

温泉で疲れを癒やして後はひたすら帰路を進んでそのまま帰宅。久々の仲間とのキャンプツーリングも楽しいものでした。また機会があればやりたい。

支笏湖へキャンプツーリング2019年春、1日目

友人と久々に二人で自転車キャンプツーリングをやらうといふ話になり、支笏湖はモーラップキャンプ場で一泊を計画。

しかし、ただキャンプをするのは面白くないので昨今のバイクパッキングでミニマムな自転車キャンプツーリングに対抗、荷物を自重しないで沢山持ち込むキャンプツーリングとして、こちらでお酒と食材を用意して友人はグリルと炭と大型ツェルト用意。沢山飲んで食べるキャンプ。

 

キャンプ当日千歳駅近くで待ち合はせの予定が財布を忘れた為途中で家まで戻り、大遅刻。当初は午前中にキャンプ場へ向かふ予定がお昼に合流してキャンプ場へ。


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支笏湖へ行く途中、らぁめん酒肴えんやに寄り昼食。黄金塩ラーメン。好みのあつさり系で美味。

 


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集合場所から2時間程でモーラップキャンプ場へ到着。

今回使用自転車はトラベゾーンツーリング改650Bキャンピング仕様。友人は台湾ブロンプトンにドッペルギャンガーモバイルサイクルトレーラー(DCR347-BK)。

小径車ながらトレーラーも付いたブロンプトンがこちらよりも圧倒的に積載量があるのは驚き。因みにこのブロンプトンは僕が譲つたものでよく使ひこんでくれてて嬉しい。


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テント設営。いつものワイルダムワンマンテント。最近知つたのだが総重量1.5Kg程で近年の安価な自転車ツーリング向けテントと比べても遜色ない軽さとなつてる。30数年前のテントだがまだまだ使へさう。


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真ん中に焼肉会場のツェルトを挟んで友人のテントはネイチャーハイク。近年Amazon等通販サイト経由で手に入る中国製の安価なものだが良く出来てる。オススメ。


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なんとなく買つてゐたBE-PAL附録のステンレスミニ 焚き火台を試してみたかつたので、その辺に落ちてた小枝を拾つて燃やしてみる。


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友人が炭を用意してる間色々試して乾いた皮の少ない枝が燃えやすいのがわかつた。灰の片附けが面倒なので焚き火台の下にアルミ皿を敷くと塩梅が良い。


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焚き火台で遊んでる間に準備ができたので持ち込んだお肉を焼き始め。用意したのはコストコから仕入れたプルコギ、羊肉、ソーセージ、ホルモン。

実はこのキャンプの為に折り畳み椅子もコストコから仕入れて使つてる。快適。


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肉を焼いて食べてつつ、細々続けてる焚き火台でシェラカップに入れた日本酒を温めて熱燗にしたり。


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網の上にホイルシートを置いてホルモンも焼いて食べて。さらに酒を飲んでる内に夜は更け行く。

ブリヂストン・グランテック24

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ブリヂストン・グランテック24。昨年夏にシートポストとハンドル以外揃つた物を入手してどう組んだものか悩んでたが、ドロップハンドルばかりだと飽きてしまふので興味のあつたブルホーンハンドルで組んでみることに。

 


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ブルホーンハンドルで組んだ場合、折り畳み時ハンドルが横に飛び出してしまふので輪行の際はステムごとハンドルを外すのが良い。


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グランテックは折り畳み方法上アウター右出しのキャリパーブレーキでなければならない(昨今主流のアウター左出しだと折り畳み時に干渉する)のでアウター右出しなグランコンペ(GC500)を入手して取り付け。


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ハンドルはソーマのアーバンパシュートバー、ブレーキレバーはテクトロのRX4.1付属スペーサーを外して装着。シートポストはグランジMTBシートポスト(25.4径に付属シムを噛まして26.8径化)にサドルは余つてた藤田プロフェッショナル、泥除けはブリヂストンサイクルのチッタ用の物を加工して取り付け。タイヤはパナレーサーパセラオープンサイド(24 x1)にリムテープはゼファールのコットン13mm、チューブはIRC


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泥除けが付いた状態でも折り畳みは可能だがステーが少し干渉する。紐でフレームを固定してやれば折り畳み状態が簡単に解除されることもないので特に問題ない範囲である。


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変速機は極短期間(1993年か1994年辺り)しか採用されなかつたサンツアーとブリヂストンサイクルの共同開発したS-1のアキュシフト7段対応版だと思はれる。思はれるといふのもいくら調整しても3速しかまともに変速できなかつた為、よくわからない。チェンを詰め過ぎたかも知れないし、そもそも5段しか対応してないかも知れない。


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ステムにサンツアーアキュシフト7段対応Wレバーをステム用Wレバーバンドを使つて固定したものの、バンドにアウター受けがなかつたのでリアブレーキ用アウター受けを流用して無理矢理アウター受けを後付け。これもうまく変速しない原因かも知れない……。

 

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折り畳みに干渉しない様にケーブル長調整に手間取つたもののなんとか調整終はり。変速はまともにできないがただ走つて止まる分には問題ない。アウター類はブレーキ・シフト共に日泉のクリアアウターをインナーはブレーキ・シフト共にシマノを使つた。


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バーテープは近場の自転車屋で在庫があり一番安価な野口のハイグリップバーテープ(NBT-002)を巻いた。トップチューブにはエリートのVIPボトルケージクリップを取り付け、トピークのQRケージマウントを間に挟んでダボスのグラベルケージを装着して、輪行時にボトルケージ毎ボトルを取り外し出来る様にした。

フロントバッグはメーカー不明のバックサポーターを使つてブリヂストンサイクルの小型フロントバッグを取り付け、サドルにはキャラダイスのネルソンロングフラップをクラシックサドルラックを使つて取り付けた。

今年はこれで東京旅行へ行く。

平成最後の増車

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ブリヂストン・カントリー。重い荷物を運ぶ運搬車(の中でも軽運搬車とされる自転車)。前後泥除けに純正サドル、補助フォークに大型荷台が揃つてたので購入。

直前まで実用されてたと聞いたものの、色々問題があり、現状では不動車。

 

カントリーはダイカストフレームであるため、シートピンで位置を固定する一般的なシートポストが使へず、臼式のシートポスト(珍しい径22.2)が使はれてあるのだが、先方が梱包分解した際にシートポストの臼のみがシートチューブに落ち込んでしまつてシートポストの固定ができなかつた。

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臼救出の為に大型工具購入を検討したが高額のため、別に思ひ付いた臼用の引き上げボルトと全ネジの長いボルトを合体させてシートチューブ内で臼をねじ込んで拾ふ作戦が成功。無事シートポストの再利用が出来た。


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後ろホイールはリムのバルブ穴付近が大きく穴の開いてる上からワッシャを噛ましてバルブを無理矢理固定されてあつた。

厄介な事にカントリーのホイールは前が26 x 1-3/8の32hなBEリムで後ろが26 x 1-3/4の40hなBEリムとなつてをり、現状26 x 1-3/8の32hなBEリムは日本製は廃番だが海外製がまだ手に入る、しかし26 x 1-3/4の40hなBEリムは既に流通してない。

今はまだ使へるのでいいが、いづれ後ろホイールを組み直すのにリムを探す必要がある。

前後タイヤは溝が殆ど無く、前はパンクしてをり、酷い状態の後ろは反対にパンクしてなかつた。BEリム用のタイヤとチューブは26 x 1-3/8と26 x 1-3/4どちらもまだ流通してるので手に入るので要交換。

 

他にロッド固定用ボルトが一部欠けてるのでブレーキができない等々弄りがいのある車体と言へ樣か……。

キャラダイスのネルソンロングフラップとクラシックサドルラックを購入

以前から自転車旅に使つてたブリヂストンのサドルバッグが湿気でカビてしまつたので(後に洗濯済)、代替品として気になつてたキャラダイスのネルソンロングフラップとクラシックサドルラックを思ひ切つて購入。


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ネルソンロングフラップはの緑色を頼んだのだが、想像してたよりもかなり黒い緑(濃緑)。ウォータープルーフ・コットン・ダックなる撥水性のある生地を採用してる。その所爲か生地にベタつきがある感じがしないでもない。固定用革ベルトが3点付属する。


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クラシックサドルラックはサドルのバッグループに金具を引つ掛けて、ナイロンベルトで金具が簡単に外れない様にシートポストに取り付ける方式で、それほどシートポストを高くして隙間を作らなくても取り付けられるのが特徴。また、キャラダイスのQRバッグマンがサドルレールに固定するとQRバッグマン自体の取り外しが面倒なのに比べて、クラシックサドルラックはラックにバッグを固定するとラックと一緒に取り外しができるので複数の自転車間での取り回しが楽なのが良い。


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容量は申し分なく、いつもキャンプツーリングで使つてるWILDOMのワンマンテント輪行用具一式を入れても通常状態でまだ余裕がある。テントのポールだけは幅が足りないのではみ出してしまふが、バッグ内の巾着紐に絡めてから中のバッグの蓋を締めるとそれなりに固定されるので特に心配ない。


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テントと輪行用具一式に、バッグの蓋を変形させて容量を増やした状態にすると寝袋も入らなくもない。


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試しに買物に使つてみた。350ml缶3本とお肉のパック3つ位が通常状態でも余裕で収まる。


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サドルに固定した様子。ラックの一番上に2箇所、下部1箇所革ベルトで固定してある。走行中もバタつくこともなく、足に当たることもない。

 

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今月行ふ予定の自転車キャンプツーリングで実際に使つてみてどうだつたのかレポートしたい。

トランジットコンパクト、東京を走る2018年春

一日目。今回は朝一番の飛行機を予約して、早くに東京へ着いてあちこち楽しむ積りで居たが、急な仕事が入り搭乗予定時間を変更してゴールデンウィーク直前の一番値段が高い時期に航空券を取り直したので懐具合が寒くなり余裕のない旅行となつてしまつた。

 

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仕事終はりに急いで向かつた千歳空港から羽田空港へ無事到着。

 

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今回はドッペルギャンガーの大容量フロントバッグ(DFB407-DP)を使ふ。輪行袋、着替へ、雨具、予備シートポスト(万が一折れると怖いので)等を入れてまだ余裕がある。輪行時にはバックパックになるので取り回しも良い。

羽田空港から出る際はいつも工事現場らしきところを通り抜けてたのだが、今年は本格的に工事が始まつたらしく、柵で覆はれて進入できないので、右往左往しながらなんとか空港内を通り抜けて宿へと向かふ。


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宿の部屋に自転車を預けて近場の中華料理屋でお酒のみ。羽餃子等を食べて、〆にラーメン屋でラーメンとチャーハンを食べて、帰宿。温泉で疲れを癒やして床につく。


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二日目。旧交を温める。

 


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三日目。宿を引払ひ東京観光。まづは両国のスポーツサイクルいちかわへ。残念ながら店主は出張修理で留守だつたが、店内を色々見て回る。小物部品の品揃へには目を見張るものがあつた、古物部品も何気なく並んでるが物凄く値が張るといふ程ではなく良心的。


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いちかわではフレームと同色のベルを購入して装着。


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次は両国にほど近い浅草のリンプロジェクト。昨日までセール中だつたが既に終了してからの来店となつたのが残念。色々興味を惹かれる物があつたが、お金に余裕もないのであまり大きな買ひ物は出来ず、探してたカスク用の交換紐のみ購入。


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同じく浅草のオオマエジムショ。ツーリング車専門店といふことで、前々から気になつてたのだ。新品部品だけの扱ひかと思つてたが、古物部品も店頭に並べてないだけで相当数在庫してるとの由。今回は特に欲しい古物部品がある訳ではなかつたが機会があれば来てみたい。英式バルブ用にトンボ口を購入。


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大和但馬屋日記に敬意を表して。吾妻橋


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吾妻橋で写真を取り終へたところで雨が降る。雨具を取り出して着用。五年程使つてるマルトの自転車屋さんのポンチョだが未だに撥水性は失はれてない。ランドナーやキャンピングで走る旅行でも愛用してをり、フロントバッグまで覆へるのが便利。


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御徒町の地下有料駐輪場。小径車は対応不可とあつたが、車輪が接地しないもののぎりぎり車輪ロックに入つた。東京の駐輪場は利用開始から2時間以内なら無料で以降は有料といふ形態が多い、これが札幌だと有料駐輪場は入場時に1日利用分料金を払ふ形態しかない筈なので、札幌でもこの形態の有料駐車場が欲しくなる。


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御徒町では毎年東京旅行で必ず食べてるゴーゴーカレーを食す。札幌にも店舗が出来て欲しいもの。


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御徒町からさらに走り高田馬場ベロクラフト。移転前の吉祥寺にも一度行つたが、移転後の来店は初めて。店舗がか変はつても相変はらず充実の品揃へ。CWS高田馬場からのリニューアルとのことで、以前扱はれてたであらう軽快車なんかも扱はれてた。

ゆつくりみてたかつたが、飛行機の出発時間が迫つてたので十分も見ないうちに高田馬場駅へ向かふ。


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高田馬場から空港までの自走は雨も降つてをり距離もあるので困難と判断して、高田馬場駅から輪行する事に。


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東京の交通機関には疎いので、駅員さんに聞いて切符を買ひ、なんとか空港モノレールに乗り飛行機の出発時間に間に合つた。


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空港でお土産を買ひ忘れてた事に気づき、慌ててお土産を買ひ込む。


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搭乗したエアドゥでは平日の一部便に限り、車内販売のアルコールを通常の半額で一杯のみ提供するサービスをやつてをり、疲れから思はず買ひ求める。これで空港からの自走帰宅は不可能に。


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 新千歳空港着。公共交通機関を利用して帰途についた。

 

今回トランジットコンパクト初めての遠乗りとなつたが、実際に走つてみると

が欲しくなる。

それなりに回転数を上げないと速度が出ないのがつらい。とはいへ、WWW上にはトランジットコンパクトに大径チェンホイールを採用してフレーム破損に至つた記事もあるので前は今の54tが限界か、スプロケットを少し重い歯数に変更してやるのが良いかも知れない。

ドッペルギャンガーの大容量フロントバッグは想定以上に役に立つた。取り付けがハンドルバー二点留めとヘッドチューブ一点留めの三点留めで安定性が心配だつたが、それなりに安定して走行できた。ただ、フロントブレーキに共締めしたライトに干渉したので、干渉を避けるために前荷台かフロントバッグサポーター的なものを付けたい。現状適当な物がないのでこのままでいく。

しかし、かういつた短所があつても、折り畳み小径車だけに輪行が手軽なのが良い。以前所有してたブロンプトンに走りや折り畳んだ小ささでは劣るが、折り畳みは素早く終はるし、独特なX字フレームが格好良いので気に入つてる。

これから輪行を多用する様な旅で活用していきたい。