ブリヂストン・カントリー。重い荷物を運ぶ運搬車(の中でも軽運搬車とされる自転車)。前後泥除けに純正サドル、補助フォークに大型荷台が揃つてたので購入。
直前まで実用されてたと聞いたものの、色々問題があり、現状では不動車。
カントリーはダイカストフレームであるため、シートピンで位置を固定する一般的なシートポストが使へず、臼式のシートポスト(珍しい径22.2)が使はれてあるのだが、先方が梱包分解した際にシートポストの臼のみがシートチューブに落ち込んでしまつてシートポストの固定ができなかつた。
臼救出の為に大型工具購入を検討したが高額のため、別に思ひ付いた臼用の引き上げボルトと全ネジの長いボルトを合体させてシートチューブ内で臼をねじ込んで拾ふ作戦が成功。無事シートポストの再利用が出来た。
後ろホイールはリムのバルブ穴付近が大きく穴の開いてる上からワッシャを噛ましてバルブを無理矢理固定されてあつた。
厄介な事にカントリーのホイールは前が26 x 1-3/8の32hなBEリムで後ろが26 x 1-3/4の40hなBEリムとなつてをり、現状26 x 1-3/8の32hなBEリムは日本製は廃番だが海外製がまだ手に入る、しかし26 x 1-3/4の40hなBEリムは既に流通してない。
今はまだ使へるのでいいが、いづれ後ろホイールを組み直すのにリムを探す必要がある。
前後タイヤは溝が殆ど無く、前はパンクしてをり、酷い状態の後ろは反対にパンクしてなかつた。BEリム用のタイヤとチューブは26 x 1-3/8と26 x 1-3/4どちらもまだ流通してるので手に入るので要交換。
他にロッド固定用ボルトが一部欠けてるのでブレーキができない等々弄りがいのある車体と言へ樣か……。