札幌自転車日記

札幌で(古い)自転車に乗る人の日記。

WILDOMグッズ紹介 ワンマンテント

主に1980年代にブリヂストンサイクルが展開してゐた総合アウトドアブランドとしてWILDOM(ワイルダム)があつた。ブリヂストンサイクル特約店の中でもワイルダムストアとなつた自転車店だけで扱はれてたらしく、自転車の他にも自転車旅行向けにアウトドアグッズを扱つてをり、間口を広げるのに意欲的だつたブランドと言へる。当時としては扱つてる商品が高価であつたこと、程なくしてATB(MTB)やロードレースの流行があり、自転車旅行が廃れていつたことなどから1990年を迎へる前に終了したらしい。

そんなWILDOMに興味があり、WILDOMの自転車(ワイルダム・パッカー)を入手しただけではなく、グッズも収集してそれなりに集つてきたので紹介していく。今回は前回の旅でも使用したワンマンテント。当時の価格は12000円。

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ワンマンテントを紹介してる記事があつたが実際に使用して紹介してる記事は見当たらなかつた(約30年前のテントなので当たり前か)。
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専用袋に収納した時の大きさはだいたい寝袋の下に敷く折り畳みマットの畳んだ時と同じ位。重量は2Kgもなかつた筈。

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厚紙の取扱説明書によれば太陽工業製であることがわかる、因みに現在太陽工業は業務用大型テントしか扱つてない。

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横幅と縦幅がワンマンテントに丁度良く安価だつたので、グランドシートには軽量薄手なGEER TOPのシート(Largeサイズ)を使つた。

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付属のグラスポールを継ぎながらワンマンテント上のスリーブに通していき、ワンマンテント本体を自立させてペグを打つ。ペグ打ちの為だけにハンマーを持つてくるのが面倒だつたので全て手で地面に押し込めたが問題なかつた。

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最後にフライシートを被せてこれもペグを打てば出来上がり。

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ワンマンテント内部。下はブルーシート地で他は撥水性のあるターポリンぽい素材で出来てをり、空気通り抜け用の穴が上の方に空いてる。

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中に寝袋用のマットを敷しいてもかなり余裕がある。詰めればギリギリ2人で寝ることもできるだらう。

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寝袋を敷いて荷物を全部入れた状態。かなりゴチャゴチャしてるがこれでもまだ荷物を置ける余裕がある。このテントで三日間の自転車旅行中二晩過ごしたが、虫の多いキャンプ場で蚊の対策を怠つた為に蚊に沢山刺された以外は特に問題なく快適に過ごせた。

古い物ではあるが、必要十分なのでこれからも自転車旅行に活用していく。