札幌自転車日記

札幌で(古い)自転車に乗る人の日記。

腕周り装備新調

スポーツ自転車に乗り始めの頃から使つてたトレックのトラディショナルグローブがボロボロになつてきたので予備のグローブを引つ張り出す。

f:id:santarou98:20160420090828j:plain

f:id:santarou98:20160420090851j:plain

以前にWiggleにて購入したAlturaのCrochetショートフィンガーグローブ

外国サイズなので日本サイズより一サイズ小さめなのを選んでみたが丁度良い。以前のトレックのグローブとも似てるが、あつちは本革でこつちは合皮、クッションは中の手が当たる部分の綿がそのままクッションになつてをり、以前より薄手。

CHIBAブランドで似たグローブを毎年出てゐるが、店頭で試着した限りこれよりさらに薄手だつたのでこちらを予備にしてあつた、が、CHIBAは毎年デザインやらクッションの入れ具合を変更してる様なのでなんともいへない。

f:id:santarou98:20160420142829j:plain

半袖サイクルジャージ着用時の日焼け防止にディフィートのアームカバーも購入。クールマックス地が採用されてゐて、適度な防風性がありながら通風性も確保されてをり、熱が篭つて蒸れたりせず快適。同社のアームカバーには他にメリノウール地を採用した厚手のものとメッシュ地のさらに薄手のものがある。

f:id:santarou98:20160420100229j:plain

これから暑くなるので特にアームカバーは活躍してくれさうだ。

この前工事中のため走れなかつた北広島手前区間の現状が気になつたのでアトランティスロードレーサーの試走も兼ねて白石サイクリングロードを走行。

f:id:santarou98:20160420095633j:plain

先日走行時には看板が立つてゐた場所だが、既に雪はない。先日の工事区間内では路面を補修したあとが見受けられた。また、先に進むとある隊道の周りを削つたか盛り立てたかされたあともあつた、そちらは中途半端で止まつてあるが、通れない状態ではない。

f:id:santarou98:20160420095900j:plain

少し進んで自転車の駅。まだ利用期間外の為、トイレ等の施設は利用できない。四月二十三日から利用開始となる由。

f:id:santarou98:20160420095917j:plain

自転車の駅前もさうだが、もう白石サイクリングロード全域の路面に積雪はない。小石や砂、落葉は見受けられるが細いタイヤを履いた自転車での走行でも概ね問題ないだらう。

f:id:santarou98:20160420110458j:plain

北広島駅まで行つてから折り返して南郷のコーヒースタンド28にて小休止。平日7時の開店から11時まで提供されるモーニングセットは五百円。

f:id:santarou98:20160420114011j:plain

店内のサイクルスタンドに自転車をかけておけるのが良い。

f:id:santarou98:20160420120231j:plainその後は終点(始点)のさっぽろ大地公園でサイクリング終了。

肝心のアトランティスロードレーサーの乗り心地は、軽い、固い、速いと言つた感じ。

元々のカタログ仕様だと10Kgを切る軽量車である為か、特に軽量化は意識してないが恐らく手持ちの自転車の中で一番軽く仕上がつてる。乗り味は固めだが、これはフレーム特性云々よりも空気圧の高いチューブラータイヤの作用だと思ふ……以前チューブラータイヤを履いたオーダースポルティーフに乗つた事があつたが、あちらは柔らかい乗り心地であつたのでフレームジオメトリの作用もあるかも知れない。

歯数設定の前52×42t後、12-25tは今までの自転車では踏み足りないと感じてた為にした事だが、平地だとかなり早く速度を出せる反面、坂道は苦手な自転車に仕上がつてる。坂道の多い道はランドナーMTBで登ればいいのでまあ問題無いだらう。エアロペタルにトウクリップの組み合はせはユーラシア号に使つてるクイルペタルにトウクリップよりも漕ぐ力が伝はつてる感じがある。

STIレバーが初めてなのもあつて、最初の10Km位はブラケットポジションしか取れないで腕が疲れたが、手持ちのユーラシア号やフェデラル等のWレバー搭載車の時には様々なハンドルポジションを取りながら走行してたのを思ひ出して意識的にブラケットポジション以外も取る様にするとかなり楽に走れた。しかし、をかしな話でハンドルから一時手を離して使ふWレバーでの変速は慣れきつてるので不都合も不安も感じないが、手元で使ふSTIレバーでの変速に違和感や落ち着かなさを感じるのは慣れるまでやるしかないのかなと言つたところ。

今日はなんだかんだと50Km位走つたので今度は支笏湖辺りまで100Km位は走つてみたい。

ブリヂストン・アトランティス ロードレーサー完成

f:id:santarou98:20160412144752j:plain

f:id:santarou98:20160412144648j:plain

アウターストッパー加工後、自転車屋へ部品の組付依頼をしてゐたのが終はり、本日納車されたブリヂストンアトランティスロードレーサー(1982年型)。初めてのSTIレバーでチューブラータイヤ。

赤い車体なので、バーテープやサドルを白色にしてある。部品全てフレームと同色で纏めるよりも見栄えが良い。

f:id:santarou98:20160412144832j:plain

STIレバーと前後変速機は10速に対応した105の5600番台で纏めた。クランクはデュラエースEX。歯は前52×42t、後12-25t(CS-5700)。前のチェーンリングはクランクと同年代の物で、後10速対応ではないが特に問題なく変速出来る。

後ハブは元からエンド幅126mmに対応した90年代初頭のシマノのフリーハブを10速カセットに対応させて組んであるのでフレームのエンド幅を広げたりはしてない。リムはマビックのモントレールート、タイヤはヴィットリアのラリーとコンチネンタルのジロ。

f:id:santarou98:20160412144907j:plain

ペタルはシマノのNEW600EX(PD-6207)、所謂エアロペタル。ペタル返しが直付されてるので、停車からの発進時にもペタルが拾ひ易い。

f:id:santarou98:20160412144957j:plain

フレームポンプはゼファールのHPXクラシック。現在でも流通してるフレームに突つ張る型のフレームポンプで米式仏式対応。フレームに突つ張る型のフレームポンプの現行品は他にトピークのロードマスター ブラスター、昨年販売開始されたシリカのインペロアルティメイト等がある。

f:id:santarou98:20160412144916j:plain

偶々手元にあつた80年代のブリヂストンのサイクルボトル。今使ふのには勇気が居る。これも白でも良かつたかも知れない。

f:id:santarou98:20160412145018j:plain

赤いベルもやはりブリヂストン。大分前の自転車屋巡りの際に古い自転車屋で発掘したもの。

f:id:santarou98:20160412145101j:plain

サドルはサンマルコのエルゴロールス。サンマルコといへば今も流通するロールスが有名だが、サドル形状は同じ。ロールスは中の緩衝材が固めで、エルゴロールスは柔らかめな緩衝材が入つてるといふのが違ひの様だ。予備のタイヤをトゥストラップで纏めてサドルレールに付けてある。

f:id:santarou98:20160412145041j:plain

以前購入したレプリカヘッドバッヂを車部品取り付け用の両面テープ(ホルツMH909)で取り付け。

とりあへずこの仕様でしばらく乗つて行きたい。

デュラエースEX台座へアウターストッパーの取り付け

以前書きましたが、現在流通してる現行品のWレバーはアトランティスロードレーサーにあるデュラエースEX直付台座には取り付けでき無いため、実動車にするにはWレバーかアウターストッパーを工作する必要があります。

そこで電動ドリルを購入。

f:id:santarou98:20160405143410j:plain

削る。

f:id:santarou98:20160405142315j:plain

今回はアウターストッパーを削る事に。

f:id:santarou98:20160405142348j:plain

内径をドリルで約12mm広げ、約5mm程掘削、さらに台座にアウターストッパーを這はせてみて出つ張る部分にアタリをつけて金鋸で切り込みを入れこれもドリルで削る。

f:id:santarou98:20160406115202j:plain

少々左下がりになつてるものの、装着。

f:id:santarou98:20160406132109j:plain

左下がりを微修正してアウターストッパーを両方取り付け。

後は変速機とブレーキ周りの取り付け、タイヤ装着等。

白石サイクリングロード近況2016春

白石サイクリングロードこと白石こころーどとエルフィンロードを含む道道札幌恵庭自転車道線を北広島駅から札幌コンベンションセンターまで今年も走行。

roadman.hatenablog.com

昨年の記事。

 

昨年は意外と積もつてる区間が多くあつたが、今年はどうだらうか。

f:id:santarou98:20160326155703j:plain

始点の北広島駅から札幌コンベンションセンター方面への4Km区間が工事の為、4月15日まで閉鎖中。このため工事区間内の路面状況は確認できず。

f:id:santarou98:20160326160712j:plain

上野幌駅付近から今回の始点までは概ねまだ積雪あり。太めのタイヤでないとまともに走れない。

f:id:santarou98:20160326162531j:plain

上野幌駅近くの偽踏切辺りは泥水が多くあり、汚れたくなければ泥除けは必須。

以降の区間は特筆すべき事もなく、普通に走行可能。ただし、昨年と同じく水たまりあり、走行路脇に雪が堆積して幅員が減少してる区間もあり、他走行車(者)とすれ違ふ場合は配慮されたい。

f:id:santarou98:20160327150737j:plain

昨年は雪山があり通れなかつたコンベンションセンター横、今回は除雪されてたので走行可能に。

f:id:santarou98:20160327151009j:plain

終点。昨日走行途中にフェデラルがリム打ちパンクした為、本日ワイルドウエストに乗りサイクリングロードを再走行した。

 

f:id:santarou98:20160327151338j:plain

現在のサイクリングロードはここまで(或はここから)となつてゐる。道がなくなり先は柵で特別な置物等はないので、記念碑のような目印を求めてる場合一寸物足りないかも知れない。

f:id:santarou98:20160327152959j:plain

ところで、札幌コンベンションセンター手前のイイアス札幌前で実はサイクリングロードは南郷通にぶつかり途切れてる。

f:id:santarou98:20160327153013j:plain

右手にある交差点から横断歩道を渡つてイイアス札幌横のサイクリングロードの続きへ進む事ができる。初めての人にはかなりわかりにくい。

f:id:santarou98:20160327153028j:plain

最近は看板が出来たのでわかりやすくなつた。

f:id:santarou98:20160327153055j:plain

左手にはコンビニがあるので休憩に丁度いい。

 

昨日リム打ちパンクした事で改めて思ひ知つたのだが、知る限りサイクリングロード近辺には意外と自転車屋がない。あつてもかなり遠かつた、が、昨年四月に一軒だけサイクリングロード近くに自転車屋が出来たので紹介しておく。

f:id:santarou98:20160327154803j:plain北広島方面から走行した場合、"栄通16"の看板のあるみそらトンネル手前の丁度左手の一般道を挟んだところにあるのが水野自転車店。漫然と走行してると気づかない小さなお店だが、当然パンク修理も行つてるので覚えておきたい。

他に自転車屋ではないが、サイクリングロードに隣接した生協白石店の近くにコーヒースタンド28といふ喫茶店がある、店内にサイクルスタンドが設置してあり、自転車を施錠する手間なく一服出来るのでオススメだ。

リヤカー

f:id:santarou98:20160325130906j:plain

今年初の増車、リヤカー本体のみ格安で入手。メーカーは不明。

f:id:santarou98:20160325130711j:plain

ハンドルが折り畳める。

これに車輪が付けば憧れの自転車で自転車を運ぶ事が出来る様になる。自転車との連結器は以前購入済なので問題なし。

f:id:santarou98:20160325130944j:plain

とはいへ色々問題があり、例へばリヤカーが止まる時の足が……。

f:id:santarou98:20160325130952j:plain

片方一部折れて曲がつてる、ただ置く分には問題ないが要溶接。他にも横枠の根本が一部折れてたり。

f:id:santarou98:20160325131221j:plain

全体的に錆々。錆を落として錆止め塗装の必要アリ。

f:id:santarou98:20160325131047j:plain

リヤカーのエンド幅約115mm。それに対し現在流通するリヤカー用の26x2-1/2の完組ホイールのOLDは120mm。厚みが5mmもあるエンドを広げるか削るかハブを弄るかしないと入らなさう。

専用に拘らなければ、OLD100mmの前輪2個仕入れて座金でOLD115mmに調整して入れてやる方が現実的かも知れないが、重さで壊れないか心配だ。

しかしリヤカー部品の寸法に関する情報が意外と少ないのが困る。販売業者も各種寸法を書いてない所が結講あつて購入の参考にならないし、弄つてブログ等で公開してる人達も細かい寸法の記載がないので大まかにしか参考にならない。昔は規格が統一されてなかつた所為もあるが、困つた事です。

ブリヂストン・ロードマン(RM-602)

以前の紹介から大分間が空いたが、ロードマンの紹介。

元々26インチモデルである事はわかつて居たが、ヘッドチューブの製造番号から1978年製と判断、また、シートチューブが500mmなので他年度のカタログ(78年度カタログは未所持)仕様と比較してRM-602と推定。

f:id:santarou98:20160317151537j:plain

念願の臼式シートポスト(φ25.4mm)。この時代のロードマンは鋳込まれたアルミラグで継いであるハイテン菅のフレーム(ダイカストフレーム)で、シートピンで締める一般的なシートポストは使えず、臼式シートポストが必須となる。これが中々見つからない。

ちなみにロードマンに臼式シートポストが使はれたのは1979年までで、1980年以降は通常のφ26.8mmシートポストが使へる。

f:id:santarou98:20160317151616j:plain

ブリヂストン刻印のあるベルが直付された日東のテクノミックステム(突き出し80mm)も取り付け。ブリヂストンの自転車にはこれが一番。

f:id:santarou98:20160318162140j:plain

ヘッドチューブのヘッドバッヂステッカー。

f:id:santarou98:20160318161853j:plain

シートチューブのステッカー。"FINEST QUALITY HIGH TENTION STEEL PLAIN GAUGE"かな?極上品質の高張力鋼プレーン菅。

f:id:santarou98:20160318161909j:plain

f:id:santarou98:20160318161920j:plain

"?ESTED FINEST BICYCLE PRECSION MECHANISM TOKYO JAPAN DIE・CAST FRAME"?極上自転車 精密機構 日本東京 ダイカストフレーム。?はTESTEDかBESTEDだと思ふがそれだと意味が通らない。

f:id:santarou98:20160318161813j:plain

部品が揃つてないので本格的な組付はまだまだ先。

錆々に見えたが、塗装の下地をしつかりやつてた様で、年式の割には錆が少ない……とはいへ再塗装したくなる程度には塗装がヤレてる。しかし再塗装となると、ステッカーの再生もしなくてはいけないので、懐事情を考へると厳しいのが悩みどころ。