札幌自転車日記

札幌で(古い)自転車に乗る人の日記。

ブリヂストン・ロードマン(RM-602)

以前の紹介から大分間が空いたが、ロードマンの紹介。

元々26インチモデルである事はわかつて居たが、ヘッドチューブの製造番号から1978年製と判断、また、シートチューブが500mmなので他年度のカタログ(78年度カタログは未所持)仕様と比較してRM-602と推定。

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念願の臼式シートポスト(φ25.4mm)。この時代のロードマンは鋳込まれたアルミラグで継いであるハイテン菅のフレーム(ダイカストフレーム)で、シートピンで締める一般的なシートポストは使えず、臼式シートポストが必須となる。これが中々見つからない。

ちなみにロードマンに臼式シートポストが使はれたのは1979年までで、1980年以降は通常のφ26.8mmシートポストが使へる。

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ブリヂストン刻印のあるベルが直付された日東のテクノミックステム(突き出し80mm)も取り付け。ブリヂストンの自転車にはこれが一番。

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ヘッドチューブのヘッドバッヂステッカー。

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シートチューブのステッカー。"FINEST QUALITY HIGH TENTION STEEL PLAIN GAUGE"かな?極上品質の高張力鋼プレーン菅。

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"?ESTED FINEST BICYCLE PRECSION MECHANISM TOKYO JAPAN DIE・CAST FRAME"?極上自転車 精密機構 日本東京 ダイカストフレーム。?はTESTEDかBESTEDだと思ふがそれだと意味が通らない。

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部品が揃つてないので本格的な組付はまだまだ先。

錆々に見えたが、塗装の下地をしつかりやつてた様で、年式の割には錆が少ない……とはいへ再塗装したくなる程度には塗装がヤレてる。しかし再塗装となると、ステッカーの再生もしなくてはいけないので、懐事情を考へると厳しいのが悩みどころ。