札幌自転車日記

札幌で(古い)自転車に乗る人の日記。

リヤカー

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今年初の増車、リヤカー本体のみ格安で入手。メーカーは不明。

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ハンドルが折り畳める。

これに車輪が付けば憧れの自転車で自転車を運ぶ事が出来る様になる。自転車との連結器は以前購入済なので問題なし。

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とはいへ色々問題があり、例へばリヤカーが止まる時の足が……。

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片方一部折れて曲がつてる、ただ置く分には問題ないが要溶接。他にも横枠の根本が一部折れてたり。

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全体的に錆々。錆を落として錆止め塗装の必要アリ。

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リヤカーのエンド幅約115mm。それに対し現在流通するリヤカー用の26x2-1/2の完組ホイールのOLDは120mm。厚みが5mmもあるエンドを広げるか削るかハブを弄るかしないと入らなさう。

専用に拘らなければ、OLD100mmの前輪2個仕入れて座金でOLD115mmに調整して入れてやる方が現実的かも知れないが、重さで壊れないか心配だ。

しかしリヤカー部品の寸法に関する情報が意外と少ないのが困る。販売業者も各種寸法を書いてない所が結講あつて購入の参考にならないし、弄つてブログ等で公開してる人達も細かい寸法の記載がないので大まかにしか参考にならない。昔は規格が統一されてなかつた所為もあるが、困つた事です。

ブリヂストン・ロードマン(RM-602)

以前の紹介から大分間が空いたが、ロードマンの紹介。

元々26インチモデルである事はわかつて居たが、ヘッドチューブの製造番号から1978年製と判断、また、シートチューブが500mmなので他年度のカタログ(78年度カタログは未所持)仕様と比較してRM-602と推定。

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念願の臼式シートポスト(φ25.4mm)。この時代のロードマンは鋳込まれたアルミラグで継いであるハイテン菅のフレーム(ダイカストフレーム)で、シートピンで締める一般的なシートポストは使えず、臼式シートポストが必須となる。これが中々見つからない。

ちなみにロードマンに臼式シートポストが使はれたのは1979年までで、1980年以降は通常のφ26.8mmシートポストが使へる。

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ブリヂストン刻印のあるベルが直付された日東のテクノミックステム(突き出し80mm)も取り付け。ブリヂストンの自転車にはこれが一番。

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ヘッドチューブのヘッドバッヂステッカー。

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シートチューブのステッカー。"FINEST QUALITY HIGH TENTION STEEL PLAIN GAUGE"かな?極上品質の高張力鋼プレーン菅。

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"?ESTED FINEST BICYCLE PRECSION MECHANISM TOKYO JAPAN DIE・CAST FRAME"?極上自転車 精密機構 日本東京 ダイカストフレーム。?はTESTEDかBESTEDだと思ふがそれだと意味が通らない。

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部品が揃つてないので本格的な組付はまだまだ先。

錆々に見えたが、塗装の下地をしつかりやつてた様で、年式の割には錆が少ない……とはいへ再塗装したくなる程度には塗装がヤレてる。しかし再塗装となると、ステッカーの再生もしなくてはいけないので、懐事情を考へると厳しいのが悩みどころ。

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縁あつて雪道走行会に参加。

ドロップハンドルのファットバイクはパグスレイだけだつたのが残念。実用車の荷台はネタとかではなく実用重視で付けたんですが、意外と面白がつてもらえました。参加された方々の自転車はファットバイクが多かつたものの、他に26HEのMTBやクルーザーもありました。他人の冬用自転車装備を見る機会があまりないので今後の参考にじつくり観察。

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ドロップハンドルでも意外と操作性は良く、何度か停まりながらも凸凹道や曲がりくねつた道を走行。普段は遊びで荒れ地を走る事もないので新鮮。

当日は踏み固められた雪道で走り易く有りましたが、本来なら積もつた柔らかい雪道を走るこの走行会の中では珍しい雪質だつたのだとか。また違ふ雪質の時も走りたいですね。

パグスレイに実用車の荷台を取り付け

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パグスレイは左右非対称で荷台が取り付け難いとか色々話を聞いてましたが、あつけなく取り付け完了。ただ、一寸難有。

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この実用車向けの荷台は左右各三点留で、一番上からシートポストクランプボルトと共締め、専用金具(鉄の板で出来た簡素なもので日東のCF040CF041に近い)でシートステーに固定、ハブ軸に固定、とするのが実際に実用車に取り付ける場合。

今回はキャリア用のダボ穴(M5)への左右各二点留とした。一番上を留めてないので耐荷重的には不安だが、現在取り付けてあるシートポストクランプだとシートポストクランプボルトと共締めが不可能なのでとりあへずはこれで良しとする。冬の生活用品の買ひ出しにはこれで十分だらう。

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全体像。

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これでパグスレイは冬の理想的実用自転車にまた一歩近づいた。

2015年の自転車活動を振り返る

今年増えた自転車

アトランティスは部品加工用の工具が無いので組み付け途中。ロードマンは臼式シートポストが無いと組み付け出来ないので放置中。パグスレイは今冬用自転車としてほぼ毎日走行中。

昨年もさうだつたが、今年も冬用自転車の為に色々買ひ足して装備・自転車共に大分充実してきた。防寒具を除けば後はファットスパイクタイヤを買つてこの傾向も終はりだらう。

今年の遠乗り

5月に台湾ブロンプトンで東京まで飛行機輪行、トラブルもあつたが東京を走るのは楽しめた。帰道後、4サイドキャンピング仕様のワイルドウエストに乗つて友人と小樽へ。

8月は同じく4サイドキャンピング仕様のワイルドウエストに乗つて支笏湖へ。実は支笏湖へ自転車で行くのは長年の夢でしたが、事前準備を怠つたが故に悲惨な事に。今度は別の自転車で再挑戦予定。

ブロンプトンは素のままでも十分な走行性能があるが、ロードレーサー向けのボスフリーが取り付けてあるワイルドウエストは、ギアの重さも軽さも足りてないので、いづれMTB向けの大きな歯数のものに変えたい。

来年へ向けて

今年は遠乗りがあまり出来なかつたので、来年はもつと遠乗りしたい所。函館、洞爺湖富良野、釧路、後は稚内や機会があればまた天売島へも行きたいし、組み立て途中の自転車も組み付けて乗りたい……。

自転車をこれ以上増やす積もりはないのですが、来年はどうなるやら。

モンベル・サイクル ハンドウォーマー

モンベル・アウトドライ サイクルグローブ(旧型)を購入してから一年経ちましたので、感想を。

  • 良い点…防水は完璧で大雨の日に使つても水が中まで浸透しない。
  • 悪い点…秋の夜でも冷たさを感ずる程度に防寒防風性がない。

防水性は値段分の効果が期待できますが、生地が薄手なので秋から春先にかけてはそのままだと寒くて使ひものになりません。

結局クリマプラス200 インナーグローブを中に履いて使つてます。この組み合はせだと秋や春先でもそれなりに防寒性が付与されて使ひやすいのですが、寒風には弱く、そもそも雪が降る冬だと防寒性もあまり効果がありません。

 

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といふ訳で安売りされたモンベル・サイクル ハンドウォーマー買ひました。サイズはグローブのサイズと同じもので合はせれば問題ないでせう。

雪降る冬に2、3日使つてみました。

  • 良い点…以前の組み合はせよりも格段に温かく、多少の風も冷たさを感じない。
  • 悪い点…3本指での取り付け外しが面倒。

防風性は期待通りで、防寒性もそれなり。寒い部屋から手やグローブが冷たいままで使ふとか、外気温が-5度を下回つたりすると一寸厳しいかもしれません。

これ以上の防寒性を期待するならバーミッツ(フラットハンドル用ドロップハンドル用アリ)を使ふとか、さらに投資を惜しまないのであれば厳冬期でも使える冬用自転車向け各種小物を開発してる45NRTHのハンドルカバーCOBRAFISTSTURMFIST 5(5本指)やSTURMFIST 4(4本指)といつた自転車用手袋を購入するのが良いでせう。

お金がないなら他社性の一般自転車向け防寒ハンドルカバーやホームセンターで安価に手に入る防寒手袋が厳つかつたり蒸れたりするのを除けば対費用効果に優れてます。