札幌自転車日記

札幌で(古い)自転車に乗る人の日記。

デュラエースEX台座へアウターストッパーの取り付け

以前書きましたが、現在流通してる現行品のWレバーはアトランティスロードレーサーにあるデュラエースEX直付台座には取り付けでき無いため、実動車にするにはWレバーかアウターストッパーを工作する必要があります。

そこで電動ドリルを購入。

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削る。

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今回はアウターストッパーを削る事に。

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内径をドリルで約12mm広げ、約5mm程掘削、さらに台座にアウターストッパーを這はせてみて出つ張る部分にアタリをつけて金鋸で切り込みを入れこれもドリルで削る。

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少々左下がりになつてるものの、装着。

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左下がりを微修正してアウターストッパーを両方取り付け。

後は変速機とブレーキ周りの取り付け、タイヤ装着等。

白石サイクリングロード近況2016春

白石サイクリングロードこと白石こころーどとエルフィンロードを含む道道札幌恵庭自転車道線を北広島駅から札幌コンベンションセンターまで今年も走行。

roadman.hatenablog.com

昨年の記事。

 

昨年は意外と積もつてる区間が多くあつたが、今年はどうだらうか。

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始点の北広島駅から札幌コンベンションセンター方面への4Km区間が工事の為、4月15日まで閉鎖中。このため工事区間内の路面状況は確認できず。

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上野幌駅付近から今回の始点までは概ねまだ積雪あり。太めのタイヤでないとまともに走れない。

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上野幌駅近くの偽踏切辺りは泥水が多くあり、汚れたくなければ泥除けは必須。

以降の区間は特筆すべき事もなく、普通に走行可能。ただし、昨年と同じく水たまりあり、走行路脇に雪が堆積して幅員が減少してる区間もあり、他走行車(者)とすれ違ふ場合は配慮されたい。

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昨年は雪山があり通れなかつたコンベンションセンター横、今回は除雪されてたので走行可能に。

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終点。昨日走行途中にフェデラルがリム打ちパンクした為、本日ワイルドウエストに乗りサイクリングロードを再走行した。

 

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現在のサイクリングロードはここまで(或はここから)となつてゐる。道がなくなり先は柵で特別な置物等はないので、記念碑のような目印を求めてる場合一寸物足りないかも知れない。

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ところで、札幌コンベンションセンター手前のイイアス札幌前で実はサイクリングロードは南郷通にぶつかり途切れてる。

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右手にある交差点から横断歩道を渡つてイイアス札幌横のサイクリングロードの続きへ進む事ができる。初めての人にはかなりわかりにくい。

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最近は看板が出来たのでわかりやすくなつた。

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左手にはコンビニがあるので休憩に丁度いい。

 

昨日リム打ちパンクした事で改めて思ひ知つたのだが、知る限りサイクリングロード近辺には意外と自転車屋がない。あつてもかなり遠かつた、が、昨年四月に一軒だけサイクリングロード近くに自転車屋が出来たので紹介しておく。

f:id:santarou98:20160327154803j:plain北広島方面から走行した場合、"栄通16"の看板のあるみそらトンネル手前の丁度左手の一般道を挟んだところにあるのが水野自転車店。漫然と走行してると気づかない小さなお店だが、当然パンク修理も行つてるので覚えておきたい。

他に自転車屋ではないが、サイクリングロードに隣接した生協白石店の近くにコーヒースタンド28といふ喫茶店がある、店内にサイクルスタンドが設置してあり、自転車を施錠する手間なく一服出来るのでオススメだ。

リヤカー

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今年初の増車、リヤカー本体のみ格安で入手。メーカーは不明。

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ハンドルが折り畳める。

これに車輪が付けば憧れの自転車で自転車を運ぶ事が出来る様になる。自転車との連結器は以前購入済なので問題なし。

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とはいへ色々問題があり、例へばリヤカーが止まる時の足が……。

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片方一部折れて曲がつてる、ただ置く分には問題ないが要溶接。他にも横枠の根本が一部折れてたり。

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全体的に錆々。錆を落として錆止め塗装の必要アリ。

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リヤカーのエンド幅約115mm。それに対し現在流通するリヤカー用の26x2-1/2の完組ホイールのOLDは120mm。厚みが5mmもあるエンドを広げるか削るかハブを弄るかしないと入らなさう。

専用に拘らなければ、OLD100mmの前輪2個仕入れて座金でOLD115mmに調整して入れてやる方が現実的かも知れないが、重さで壊れないか心配だ。

しかしリヤカー部品の寸法に関する情報が意外と少ないのが困る。販売業者も各種寸法を書いてない所が結講あつて購入の参考にならないし、弄つてブログ等で公開してる人達も細かい寸法の記載がないので大まかにしか参考にならない。昔は規格が統一されてなかつた所為もあるが、困つた事です。

ブリヂストン・ロードマン(RM-602)

以前の紹介から大分間が空いたが、ロードマンの紹介。

元々26インチモデルである事はわかつて居たが、ヘッドチューブの製造番号から1978年製と判断、また、シートチューブが500mmなので他年度のカタログ(78年度カタログは未所持)仕様と比較してRM-602と推定。

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念願の臼式シートポスト(φ25.4mm)。この時代のロードマンは鋳込まれたアルミラグで継いであるハイテン菅のフレーム(ダイカストフレーム)で、シートピンで締める一般的なシートポストは使えず、臼式シートポストが必須となる。これが中々見つからない。

ちなみにロードマンに臼式シートポストが使はれたのは1979年までで、1980年以降は通常のφ26.8mmシートポストが使へる。

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ブリヂストン刻印のあるベルが直付された日東のテクノミックステム(突き出し80mm)も取り付け。ブリヂストンの自転車にはこれが一番。

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ヘッドチューブのヘッドバッヂステッカー。

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シートチューブのステッカー。"FINEST QUALITY HIGH TENTION STEEL PLAIN GAUGE"かな?極上品質の高張力鋼プレーン菅。

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"?ESTED FINEST BICYCLE PRECSION MECHANISM TOKYO JAPAN DIE・CAST FRAME"?極上自転車 精密機構 日本東京 ダイカストフレーム。?はTESTEDかBESTEDだと思ふがそれだと意味が通らない。

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部品が揃つてないので本格的な組付はまだまだ先。

錆々に見えたが、塗装の下地をしつかりやつてた様で、年式の割には錆が少ない……とはいへ再塗装したくなる程度には塗装がヤレてる。しかし再塗装となると、ステッカーの再生もしなくてはいけないので、懐事情を考へると厳しいのが悩みどころ。

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縁あつて雪道走行会に参加。

ドロップハンドルのファットバイクはパグスレイだけだつたのが残念。実用車の荷台はネタとかではなく実用重視で付けたんですが、意外と面白がつてもらえました。参加された方々の自転車はファットバイクが多かつたものの、他に26HEのMTBやクルーザーもありました。他人の冬用自転車装備を見る機会があまりないので今後の参考にじつくり観察。

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ドロップハンドルでも意外と操作性は良く、何度か停まりながらも凸凹道や曲がりくねつた道を走行。普段は遊びで荒れ地を走る事もないので新鮮。

当日は踏み固められた雪道で走り易く有りましたが、本来なら積もつた柔らかい雪道を走るこの走行会の中では珍しい雪質だつたのだとか。また違ふ雪質の時も走りたいですね。

パグスレイに実用車の荷台を取り付け

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パグスレイは左右非対称で荷台が取り付け難いとか色々話を聞いてましたが、あつけなく取り付け完了。ただ、一寸難有。

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この実用車向けの荷台は左右各三点留で、一番上からシートポストクランプボルトと共締め、専用金具(鉄の板で出来た簡素なもので日東のCF040CF041に近い)でシートステーに固定、ハブ軸に固定、とするのが実際に実用車に取り付ける場合。

今回はキャリア用のダボ穴(M5)への左右各二点留とした。一番上を留めてないので耐荷重的には不安だが、現在取り付けてあるシートポストクランプだとシートポストクランプボルトと共締めが不可能なのでとりあへずはこれで良しとする。冬の生活用品の買ひ出しにはこれで十分だらう。

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全体像。

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これでパグスレイは冬の理想的実用自転車にまた一歩近づいた。