24日の朝。天売島キャンプ場。曇りだが、天気は悪くない。帰宅方法は考へてないが、自走か輪行の二つに一つ、輪行するにしてもまづは駅のある留萌まで行かなくてはいけない。
朝はやきそば弁当。スープが美味しい。
朝はラーメン。
朝はカフェ・ラテにドラ焼き。朝は三食食べて昼と夜を減らす作戦。
天売島キャンプ場のゴミステーションが分り難いが、海の宇宙館の裏手にある木箱がそれ。
燃えるゴミ、ビン・カン・ペットボトル、燃えないゴミに分けて捨てる。捨てたゴミはキャンプ場を管理してる天売島おらが島活性化会議が回収してるさうだ。
午前のフェリーまで時間があるので島内一周。キャンプ場から赤岩方面へ向ひ、一番登りがキツい坂を超えた所。
赤岩にて自転車を置く。
赤岩。
数年前に来た時に友人達と自転車を置いた場所は草で覆はれてた。
赤岩近くには水洗公衆便所がある。しかし故障してをり、用を足しても水で流せない上に手洗ひの際も水を使へないので手洗ひ用の水が用意されてる。
千鳥ケ浦園地までの道。崖の上の細い道を辿る。
道の先には観察小屋がある。
千鳥ケ浦園地観察小屋の中には望遠鏡が1つ備へつけられてをり、海鳥の観察が出来る。
観音岬園地。
道中坂の上より焼尻島を望む。
下り坂。自転車で島を一周しつつ全部ではないが色々見て回ると約一時間かかつた。他も見て回るならもう少しかかるだらう。ただ一周するだけなら約三十分程度。
キャンプ場に戻り、荷物を纏めてテントを畳んで帰りのフェリーへと向ふ。
フェリーターミナルで羽幌への切符を買ひ、昨日羽幌で往復の輸送料金を払つてあるので、その旨を窓口で説明して羽幌への荷札を貰つて付けて自転車を預ける。
自転車で島に来る人が複数人になることもさうないらしく、切符を買ふ際に説明しなくても荷札を用意してくれてる場合が多いが、念のため説明しやすい様に輸送料金の領収書を取り出しやすくしておくのが良い。
お土産等を買つて天売を去る。また来年のウニ祭りに今度こそは間に合ひたい。
港のお土産屋で買つたタペストリーと旗、大型の旗はこれが最後の在庫となるさうで、希少。
キーホルダーの付いた小冊子風小錢入れ。
コインキャッチャーとかスライドとかいはれる型。100円、50円、10円を収納できる。衝動買ひしたが他の小銭が入らないので使ふ機会はないかも。
羽幌に戻り、フェリーターミナルにて沿岸バスの観音崎らいな缶バッジを入手。因みに紛らはしいことに天売島には観音崎と観音岬があるのだ。
羽幌のコンビニで食事。ウニ祭りが目的で始まつた旅だつたが、今回ウニを食べる機会は遂になかつた。
苫前の道の駅近辺。風車の見える道は自転車とあはせると良い絵になるが、夏は交通量が多いのでスタンドのない自転車だと撮影のために停車してられない。
小平の鰊番屋で小休止。
旅始めと比べると大分旅臭く?なつてきた自転車。
小平トンネル。留萌側から行くときは歩道も広くて問題ない。
しかし羽幌側から入ると歩道が留萌側の半分程しかないので横幅のあるキャンプ裝備の自転車で通るとかなり緊張する。反対側の歩道をいけばいいかもしれないが、対向車があるかもしれない事を考へると厳しい。
影を慕ひて。
留萌駅に付いた。自走もいいが、山の中で夜走になりさうなので札幌まで輪行することに。
輪行ビフォー。
アフター。バッグを纏めたり、リアキャリアを外したりで一時間程度かかつた。今回もアルプス式輪行。
ホームまで持つて行く。
輪行状態にしたのが18時過ぎだつたが、次の列車が最終便で20時過ぎ。輪行状態にした自転車を持つてどこかに行く訳にもいかず、椅子の無いホームで時間まで列車を待つ。
鈍行列車が到着。自転車を運び入れる。
乗客の乗り降りもないだらうからここでいいよと乗務員さんにいはれたので、出入り口近くに自転車を置かせてもらつた。他に乗客は旅行客と鉄道写真好きが数人づつ。深川まで何度か駅に停まつたが誰も乗り降りせず。
深川で乗り換へ、自転車と荷物を持つて隣のホームまで階段で移動。
とにかく重い。
深川からは特急列車。座席後ろに自転車を置いて他の客の邪魔にならない様に。
小一時間で札幌駅に着。自転車を持つて出口まで行く、途中のエレベーターがありがたい。
輪行解除ビフォー。
アフター。後は自宅まで自走するだけ。
帰宅途中に総走行距離300Km突破。
おまけ。天売島限定のお菓子。
以上札幌から羽幌(天売島)までの旅行記をはり。また機会があれば遠乗りしたい。