1985年のカタログよりブリヂストン・オスロの頁。北欧ぽい。本当は縦長な頁なんですが、 あんまり大きいので デジタル化の際にした少し切り取つてあります。
気分ジープ感覚。新鮮な表現！
スノータイヤを標準装備し、雪道走行用に開発したオスロ。しかし、ヘビーデューティなスタイルとハードな足回りは、シティーユース用としても最適です。自転車でジープ感覚を
雪道走行用自転車なんて今だつたらどこも開発しないだらうなあ。バブルな感じ。
結構凝つた作りです。シートポストはサスペンション付きかと思つたらゴム履かせてあるだけぽいですね、スノータイヤが標準装備なのは流石。そして雪道用に突起の多いBMXペタルを採用、前輪はドラムブレーキ、後輪はサーボブレーキ。内装2段変速。
サイズが大きいのでスキャンを何回かに分けて合成したんですが、あんまり上手くいきませんでした。
仕様表とオプションパーツ。
車重が20.5Kgと実用車並に重たいですが、安定感がありさう。 タイヤは24x1.75と小さ目ですが、このサイズのスパイクタイヤ(104ピン)を専用オプションで用意してたのですね。因みに今年販売開始されたステップクルーズはこのオスロのDNAを受け継いでるさうですが、タイヤサイズは26HE(DXは26WO)とオスロよりも大きくなつてあります。
特徴的なオプションである風防はこの頁には3点留めのこれ一つしか載つてませんが、同年のパーツカタログをみてみると、これの他にもう一つ載つてあり、そちらは同じ値段ですが2点留めでオスロ専用とあるので、恐らく前年のオスロ用(雪道走行車 ウインターサイクル｜懐かしい昭和のレトロ自転車＆愛犬（ラブ）を参照下さい)。
1989年まではオスロがカタログに掲載されてあるのを確認しましたが、1990年のカタログには載つてない事から、1989年で製造終了したものと推測されます。
冬用に欲しいといへば欲しいのですが、今弄つてる自転車が最優先です。お金が……。
