ロードマンコルモ号のタイヤ交換をしたいと思ひながらも、纏まつた時間が取れずになんだかんだと時間が過ぎてゐました。そして昨晩、走行中にタイヤが大きな石を踏んでチューブのパンク、応急修理も効かず、帰路の十数粁を歩いて帰り。かうして、パンク修理と合はせてタイヤの交換もしてしまはうと相成りました。
タイヤは購入済。
ブリヂストンサイクルのアメサイドなタイヤ、タフロード君、"26×1-3/8"サイズ。
あれ?と思はれた方もあるかも知れません、このアメサイドのタフロード、既にブリヂストンサイクルのカタログには載つてゐないのです。
しかし、アマゾンさんで普通に手に入ります。恐らく新車補修部品扱ひのなのでせう。何はともあれブリヂストンの自転車にはブリヂストン印のタイヤです。
さういへば各部を撮影してなかつたなあ等と思ひ出したので。
Rebirth-Engineering ROADMANに拠れば、ブリヂストンサイクルがサンツアーに特注したといふクリマチック変速器。今では当たり前の変速時の段階(クリックとかインデックスともいふ)付きです。昔は変速時の段階がなかつたのでこの辺でこのギアに変速かな?と当たりを付けてレバーを動かし、歯と変速器の噛み合はせが悪ければ前後にレバーを動かして良い位置を探る……といふ様な事をしてたさうで、このクリマチック変速器は相当持て囃されたのではないでせうか?当時まだ私は生まれてないので、本当の所はわかりませんが。
ロードマン印のクランク。栄輪業の特注品。チェンガードも地味ですが独特の形状です。
ペタルも栄輪業のSP-473。如何にも八十年代な不必要にゴツゴツした造形が素敵です。自動車ぽい。
さて、タイヤ交換序に、先日入手したノートンのキャリヤー用タンケンホルダーを取り付けます。
元々付けてたマルイチのタンケンホルダーS-42D。単一探見ライト用。
これ、ナショナルの自転車用探見ライトFF-191SSには経が大きいので、そのままでは緩々で上手く固定できません。ロードマンコルモ号購入店で相談した所、探見ライトにゴムを巻いてビニールテープで固定して貰ひ、なんとか付けられる様になりました。
マルイチのタンケンホルダーが装着されるのを想定してゐるのは当時のカタログ等から察するに、ナショナルの自転車用探見ライトではなくて、本体が黒いブリキ製のスイッチがお尻に無いナショナルかサンヨー製の懐中電灯ぽいですね、多分そちらの方が自転車用探見ライトよりも経が大きいのでせう。買ふ前に誰か教えて欲しかつたです。
入手したトモダサイクルのヤジロベーとタンケンホルダー。予備に新品のタンケンホルダー単体もあります。
ヤジロベーから外します。
前の荷台に取り付け。
と、ここまでが私の作業。肝心のタイヤ交換は手持ちの工具では上手くいかなかつたので、ロードマンコルモ号購入店にお任せしました。
タンケンホルダーに自転車用探見ライトFF-292SSを装着。以前装着してゐた、単一のFF-191SSよりも細身の姿になりました。格好良い。
新品のタイヤ溝も良い感じ。
ロードマンコルモ号の全身を。新品のタイヤを履かせただけで新品の自転車ぽくなりました……なんて事はなく、洗車もしてあるのです。次は目指せ四千粁!