札幌自転車日記

札幌で(古い)自転車に乗る人の日記。

パグスレイのBBとクランクを交換

少し前から右クランクとBBの嵌合にガタが出始めて漕ぐ度にチェンラインがうねり、一部変速が使へなくなる為走り難かつたのでBBとクランクを交換する。

必要な工具はペタルレンチ、8mmレンチ、コッタレスクランク抜き(ISIS対応)、ホローテックII BBユニット取り付け工具、カートリッジBB工具。

クランクボルトが思ひの外固くて8mmレンチの持ち手を無理やり延長しないと外れなかつた、クランクボルトレンチを用意するのが良い。

ペタルやBB自体は特に問題なく外せた。


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外してみるとBB自体にガタがあつた様で、中からバラ玉がこぼれてきた。

 

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交換するのはAliexpressで注文したファットバイク用の100mmシェル用四角軸BB。軸長は155mm。


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交換するクランクはデオーレLX(FC-M560)の5アームスパイダ付きで、PCD94-58とかなり小さめ。パグスレイを毎冬乗つた経験からなるたけ小さいのを選んだチェンリングは32-22t。


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BBとクランクを交換したことでチェンラインがうねる事もなくなり変速も問題なし。

 

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ペタルは付いた雪が凍つて踏ん張つて漕げない事が何度もあつたのでAliexpressで注文した薄手で大きく穴の空いたペタルを取り付け。45nrthのペタルが欲しいが値段が高いので安価な似た物で妥協。

札幌から羽幌(天売島)への190Km、2日間キャンプツーリング2019年夏、2日目

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7月21日早朝。明日朝までには帰宅しなくてはならないので、早起きして朝一番の船で羽幌へ向かふ。

 

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朝はジンギスカンを食べ。


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余つたもやしを使つて袋乾麺も食べ。


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カフェオレで朝食〆。

 

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朝食後島内散策。落差のある上り下りを楽しみ未舗装路も少し走る。


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天気が良いので島内のあちこちから隣の焼尻島がよく見えた。

 

 

島内散策後、テントを撤収してキャンプ場を辞す。

港ではウニまつりが9時からあるので10時過ぎの朝一番の船に乗るまでウニまつりを楽しむ。


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うに汁。味噌系の汁に玉ねぎと長ネギとウニが入つてるもの。玉ねぎが半生ぽくて余り好みではなかつた。やはり焼きうにが一番だが、のんびり炭火で焼いてる暇もないのが残念。

 

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うにの入つたおにぎり、うにぎり。うに汁よりも美味しい。


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海鮮焼きうどんや焼き鳥もあつたので食す。お祭りといへばのラムネも飲む。

色々食べてる内にいい時間になつたのでお土産を買つてフェリーに乗つて島を後にした。


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正午。フェリーに乗つて2時間搖られてる内に羽幌港へ着いた。

 

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折角なので洗濯したり温泉で疲れを癒やしたりしてる内に14時を過ぎてしまつたのであはてて羽幌を出発。今回は金欠の為、輪行はせずに札幌まで戻る。


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オロロンラインを小平まで南下。海沿を走るのは楽しい。

 

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昼間はディフィートのアームカバーを使ふ。クールマックス地なのでいかにも毛ぽい見た目に反して昼間はほんのりひんやりしてある。


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足元も夜はメリノウールのニッカホースだが、昼間はパールイズミのコールドブラックレッグカバーモンベルのWIC.サイクル ソックス。レッグカバーは黒い見た目に反して着用すると太陽光を反射してひんやりとした感じを保つ。サイクルソックスもまたしかり。


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16時過ぎに小平道の駅到着。オロロンライン・天売焼尻を巡るスタンプラリーがあることを知る。帰りではなくて行く道で知りたかつた情報。


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道の駅で休憩して自転車に戻ると、カラスが食物を探してフロントバッグをつついた所爲で後ポケットに入つた予備チューブの封が破られて、マップケースに入つたスピーカが中からはみ出てしまつてゐた。

人が多いのでカラスに狙はられるとは思つてもみなかつたが、今後は気をつける必要がある。

そして道の駅出発直前、近くの停まつたバイクにもカラスがたかりにきたのに気づいたので追ひ払つてやつた。

 

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小平町立望洋台キャンプ場の横を入つて18時過ぎ、日が落ちる。

 

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山中を走り中幌トンネルに到達したのが19時丁度。

 

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山中の道は路側帯はあるものの、脇から進出してきた草藪がはみ出してきてをり、サイドバッグ装備だと路側帯の内側を走り続けるのは困難である。

また羽幌からここまで向ひ風が続いてまつたく速度が出せず段々と疲弊してきた。


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幌糠駅近くに着く頃には夕暮れ時。

 

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暫く走ると街灯周り以外は真つ暗な夜となる。

 

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山中では殆ど街灯が無いのでフロントライトの灯だけが頼り。

正直にいふとヒグマ等の夜行性諸動物が活性化するので街灯も無い山中を夜間に自転車で走るのはまつたくおススメできない。動物の唸り声がした時は生きた心地がしなかつた。


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21時頃山中を抜けて北竜町セイコマートの灯で一安心して休憩。

 

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北竜町道の駅まで進んで小休止。

 

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22時30分頃雨竜町道の駅到着。気づくと設置してある人型看板が目の前にあつたので驚く。

 

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23時新十津川町に入つた。


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日付がかはつて7月22日3時頃札比内到着。疲れと眠気でまつたく速度が出せないので小休止を繰り返しながら走つてる内に日を跨いだ。

 

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8時頃帰宅。羽幌から札幌まで約190Kmを大体20時間程かかつた。

行きの札幌から羽幌までは13時間程だつた事を考へると向ひ風と疲労で帰りは大分時間がかかつてしまつたことがわかる。目標だつた次の日の朝までの帰宅はできたものの、次は無理せず程々を走りたい。

札幌から羽幌(天売島)への190Km、2日間キャンプツーリング2019年夏、1日目

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今回の相棒はフロント2サイド仕様のトラベゾーン ツーリング改650B仕様。

バッグ類はフロントバッグ、フロントサイドバッグx2、サドルバッグ、モンベルのサイクールランバーパック5(新型)。

フロントバッグには補給食、電気小物(充電器、携帯バッテリ、電池類)、サングラス、水筒、地図。

サドルバッグにはテント一式、グランドシート、エアマット、輪行小物類、簡易救急用品、着替へ、お風呂セット(タオル類他)。サドルバッグループにはマルトの自転車屋さんのポンチョ。

サイドバッグには輪行袋、寝袋、虫除けスプレー、紐類。もう片方へ各種クッカー、バーナー類、スポンジ、シェラカップ蚊取り線香、帽子。

サイクールランバーパックには財布、カード類、買物袋、空気枕、手帳と筆記用具、スマートフォン、ヘッドライトとランタン用シェード。工具類はツールボトルに纏めてダウンチューブ下のケージに付けてある。

また、途中で1.5Lのポカリスエットを購入してボトルケージにつけた。

前日19日の23時に出発。

 

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24時には江別へ到着。 

 

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江別を過ぎてひたすら走る。

 

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当別、新篠津等を過ぎて行くが街灯が殆ど無いか、あつても2~3Km毎にしかないのでフロントライト、テールライト共に連続10時間程度使用可能なしつかりしたものを準備した方が良い(今回はキャットアイHL-EL540RCSL-WA100ブリヂストンサイクルTL-SP1使用)。

 

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しばらく小雨だつたのが月形辺りで雨足が強くなつてきたのでポンチョ着用。


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日付がかはつて3時30分、浦臼のローソンへ到着。やたら小奇麗なコンビニだとは思つたが今年春にできたばかりらしい。

 

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4時40分頃、鶴沼の中心蔵を過ぎる。この頃には雨足も弱まつてきたのでポンチョを脱いで代はりにモンベルのウインドブラストパーカーを着てる。

ウインドブラストパーカーは丸めるとそれなりに小さくなり値段もアウトレット品を安価に入手できたので愛用してるが、自転車用ではないので蒸れ易いのが難点。

 

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フロントバッグのマップケースには行程を俯瞰する為の大まかな地図、デジタルオーディオプレーヤとパッシブスピーカが入れてある。ハンドルには現在時速表示と積算距離表示用にキャットアイサイクロコンピュータCC-CL200、友人が3Dプリンタで自作したガーミンマウント付きケースを使つたUnihertz Atomではグーグルマップのナビ機能を表示させてる。

Unihertz Atomはグーグルマップのナビ機能を常に表示したままだと1時間でバッテリ6~8%程度消費。音声案内があり、方向音痴には大変便利。最近の更新で小さいながら現在時速表示がオプションに追加された。

 


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夏に愛用してるブルーラグの短パンは一見するとジーンズ地だが、薄手の麻混毛で蒸れにくく股周りが補強されてあるなどパターンは自転車用になつてをりポケットも口が広く深いので手袋をしたままでも出し入れし易い。夜から早朝にかけては寒いのでモンベルのニッカホースを履き、靴はモンベルのゴアテクスの防水靴(廃版品)。

 

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5時30分頃、雨竜町に入る。

さらに進んで6時30分頃北竜町に入り気温が上がつてきたので、ニッカホースとパーカーを脱いでアームカバーとレッグカバーと自転車用靴下に履き替へ暑さと日焼け対策とする。


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美葉牛の辺りにあるひまわり畑は壮観。

 

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 幌糠の辺りは集落から少し外れると殆ど街灯もない山の中となる。

 

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中幌橋についたのが8時頃。


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9時に漸く山中から日本海へと出た。以前宿泊した望洋台キャンプ場の近く。

 

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海沿を走るのはやはり楽しい。この日は向ひ風もなかつたのでかなり距離を稼げた。

 

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10時頃着いた小平道の駅で小平和牛を使つた小平バーガーを食す。美味。


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小平から苫前辺りは風力発電所が多い。

 

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小平から苫前辺りは風力発電所も多いが坂も多い。

 

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まづ苫前道の駅手前に1つ目の坂。

 

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とままえ夕陽ヶ丘ホワイトビーチの辺りに2つ目。

 

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押白志橋を過ぎてしばらく行くと3つ目。

 

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興津仮乗降場跡から中間橋過ぎた辺りで4つ目。

 

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4つ目の坂を登りきれば羽幌はすぐそこ。


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12時20分には羽幌市街地に着いた。昨晩23時の出発から約13時間程で札幌から羽幌まで着いた計算になる。

羽幌から天売焼尻までの船は普通船と高速船があり、この時間だと高速船には間に合ふが、以前高速船に乗つて揺れの酷さから酷いことになつたので高速船には乗らず、しばらく時間を潰してから14時30分の最終船に乗船。

羽幌沿海フェリーでは自転車は輪行袋に入れた状態だと無料で、そのままだと通常運賃の他に手荷物運賃がかかる(往復分の手荷物運賃を先に支払ふ)。

 

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16時20分頃天売島到着。フェリーターミナルに併設された受付でキャンプ場の受付を済ませる。ウニまつりをやつてるのでそれなりに人があるさう。


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キャンプ場到着手早く設営を済ませる。テントはワイルダムワンマンテント。


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今年からシャワー小屋の隣に炊事場が新しく建設された由。

 

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以前の外に置いたままの炊事場よりも蛇口の数が4倍に増えて使ひ勝手がよくなつた。洗剤や束子は用意されてないので持ち込む必要がある(島の商店で手に入る)。


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新兵器スノーピークギガパワーストーブ 地 オート。点火装置付きで着火簡単、火力十分、携帯性は……それなり。愛用してた大陸製チタンバーナーのゴトクを折つてしまつたので新調。

 

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島の商店で食材を仕入れたので早速調理してビールを飲む。

 

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虫除けにスプレーと蚊取り線香を併用。マッチが湿気つて使ひ物にならなくなつてたので、ライター代はりに持ち込んだSOTOのマイクロトーチアクティブ蚊取り線香に着火。

 

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ビールにはジンギスカンがよく合ふ。

 

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いつの間にか上がつてた花火を観ながら飲んで食べて夜は更け行く。

支笏湖へキャンプツーリング2019年春、2日目

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朝、起床すると外は雨模樣。ツェルトに移動してのんびり過ごす……つもりが少し肌寒い。


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昨日使つたBE-PAL附録のステンレスミニ 焚き火台で焚き火を楽しみつつ暖をとり、昨晩の残りものを食べるが少し物足りない。


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昨晩用意した炭は完全に消えてしまつたので、バーナーを用意してまづはカフェオレを飲みつつ朝食の準備。


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余つた羊肉にベルのジンギスカンのたれを使つてジンギスカン


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コストコのプルコギビーフも豪快に食べて。


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ソーセージも大量に茹でて友人と朝食を楽しんだ。

 

 

 

 

朝食後も雨は一向に止む気配がなく、雨足が少し弱まつた頃合を狙つて撤收。帰り際にキャンプ場のスタッフに話を聞くと雨が降つてるのは支笏湖近辺だけで、千歳へ抜けると雨は降つてないとのことで多少期待しつつ千歳へ向かふ。

 

 

緩い登坂途中でブロンプトンに乗つた外国人(イギリス人?)とすれ違ひ際に会釈をされてそのまま追ひ抜かれたのだが、しばらく先の道で地図を表示した端末をみながら何やら悩んでる様子で足をとめて居た。

とりあへず横を通り抜けて先に進まうとすると、友人が外国人に捕まりなにやら英語で尋ねられてた。何度か問答を繰り返して相手も納得した様なので友人と走り始めると、今度はこちらと並走しながら僕に話しかけてきた。

この道は千歳へ行く道か?と聞かれたのでさうだと答へると、英語は話せるかと聞かれたので少しと答へたのが運の尽きで、英語が少ししか話せない!?ならもつと(話す勉強も兼ねて)話さないと!なにか質問してみなさいといはれたがこちらは英語の意味がわかつてもイエス・ノー位しか話せないのでモゴモゴ。では地元で何か面白いテレビ番組はあるか?と聞かれても普段テレビ番組を観ないので何も思ひ浮かばずでモゴモゴ。その後も色々聞かれたものの走りながら簡単な身振り手振りとイエス・ノーでなんとか押し切つたが英語が話せると聞いて喜んだものの大して話せなくて残念さうな相手の顔をみるのは忍びなかつた。

外国人が適当なところで話を切り上げて手を振りながら速度を上げて先を行つたので、こちらは速度を落として友人と話をしてみると友人もこの道は千歳へ行く道か?と聞かれたさうで、友人の話に確証を得られなかつたのか僕にも同じことを聞いてきた様だつた。かういふ時ばかりは互ひに英語が話せればと思はされる。

 


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えにわ温泉ほのかに寄る。モール温泉と塩泉があり、ゆつくりとくつろげる温泉で以前から何度か来てる。


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温泉内レストランにオリジナルメニューとしてオリジナルポークカツミートスパゲッティがあつたので頼んでみた、2年前に釧路で食べたスパカツとほぼ同じでなんだか懐かしい。

温泉で疲れを癒やして後はひたすら帰路を進んでそのまま帰宅。久々の仲間とのキャンプツーリングも楽しいものでした。また機会があればやりたい。

支笏湖へキャンプツーリング2019年春、1日目

友人と久々に二人で自転車キャンプツーリングをやらうといふ話になり、支笏湖はモーラップキャンプ場で一泊を計画。

しかし、ただキャンプをするのは面白くないので昨今のバイクパッキングでミニマムな自転車キャンプツーリングに対抗、荷物を自重しないで沢山持ち込むキャンプツーリングとして、こちらでお酒と食材を用意して友人はグリルと炭と大型ツェルト用意。沢山飲んで食べるキャンプ。

 

キャンプ当日千歳駅近くで待ち合はせの予定が財布を忘れた為途中で家まで戻り、大遅刻。当初は午前中にキャンプ場へ向かふ予定がお昼に合流してキャンプ場へ。


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支笏湖へ行く途中、らぁめん酒肴えんやに寄り昼食。黄金塩ラーメン。好みのあつさり系で美味。

 


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集合場所から2時間程でモーラップキャンプ場へ到着。

今回使用自転車はトラベゾーンツーリング改650Bキャンピング仕様。友人は台湾ブロンプトンにドッペルギャンガーモバイルサイクルトレーラー(DCR347-BK)。

小径車ながらトレーラーも付いたブロンプトンがこちらよりも圧倒的に積載量があるのは驚き。因みにこのブロンプトンは僕が譲つたものでよく使ひこんでくれてて嬉しい。


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テント設営。いつものワイルダムワンマンテント。最近知つたのだが総重量1.5Kg程で近年の安価な自転車ツーリング向けテントと比べても遜色ない軽さとなつてる。30数年前のテントだがまだまだ使へさう。


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真ん中に焼肉会場のツェルトを挟んで友人のテントはネイチャーハイク。近年Amazon等通販サイト経由で手に入る中国製の安価なものだが良く出来てる。オススメ。


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なんとなく買つてゐたBE-PAL附録のステンレスミニ 焚き火台を試してみたかつたので、その辺に落ちてた小枝を拾つて燃やしてみる。


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友人が炭を用意してる間色々試して乾いた皮の少ない枝が燃えやすいのがわかつた。灰の片附けが面倒なので焚き火台の下にアルミ皿を敷くと塩梅が良い。


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焚き火台で遊んでる間に準備ができたので持ち込んだお肉を焼き始め。用意したのはコストコから仕入れたプルコギ、羊肉、ソーセージ、ホルモン。

実はこのキャンプの為に折り畳み椅子もコストコから仕入れて使つてる。快適。


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肉を焼いて食べてつつ、細々続けてる焚き火台でシェラカップに入れた日本酒を温めて熱燗にしたり。


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網の上にホイルシートを置いてホルモンも焼いて食べて。さらに酒を飲んでる内に夜は更け行く。

ブリヂストン・グランテック24

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ブリヂストン・グランテック24。昨年夏にシートポストとハンドル以外揃つた物を入手してどう組んだものか悩んでたが、ドロップハンドルばかりだと飽きてしまふので興味のあつたブルホーンハンドルで組んでみることに。

 


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ブルホーンハンドルで組んだ場合、折り畳み時ハンドルが横に飛び出してしまふので輪行の際はステムごとハンドルを外すのが良い。


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グランテックは折り畳み方法上アウター右出しのキャリパーブレーキでなければならない(昨今主流のアウター左出しだと折り畳み時に干渉する)のでアウター右出しなグランコンペ(GC500)を入手して取り付け。


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ハンドルはソーマのアーバンパシュートバー、ブレーキレバーはテクトロのRX4.1付属スペーサーを外して装着。シートポストはグランジMTBシートポスト(25.4径に付属シムを噛まして26.8径化)にサドルは余つてた藤田プロフェッショナル、泥除けはブリヂストンサイクルのチッタ用の物を加工して取り付け。タイヤはパナレーサーパセラオープンサイド(24 x1)にリムテープはゼファールのコットン13mm、チューブはIRC


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泥除けが付いた状態でも折り畳みは可能だがステーが少し干渉する。紐でフレームを固定してやれば折り畳み状態が簡単に解除されることもないので特に問題ない範囲である。


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変速機は極短期間(1993年か1994年辺り)しか採用されなかつたサンツアーとブリヂストンサイクルの共同開発したS-1のアキュシフト7段対応版だと思はれる。思はれるといふのもいくら調整しても3速しかまともに変速できなかつた為、よくわからない。チェンを詰め過ぎたかも知れないし、そもそも5段しか対応してないかも知れない。


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ステムにサンツアーアキュシフト7段対応Wレバーをステム用Wレバーバンドを使つて固定したものの、バンドにアウター受けがなかつたのでリアブレーキ用アウター受けを流用して無理矢理アウター受けを後付け。これもうまく変速しない原因かも知れない……。

 

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折り畳みに干渉しない様にケーブル長調整に手間取つたもののなんとか調整終はり。変速はまともにできないがただ走つて止まる分には問題ない。アウター類はブレーキ・シフト共に日泉のクリアアウターをインナーはブレーキ・シフト共にシマノを使つた。


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バーテープは近場の自転車屋で在庫があり一番安価な野口のハイグリップバーテープ(NBT-002)を巻いた。トップチューブにはエリートのVIPボトルケージクリップを取り付け、トピークのQRケージマウントを間に挟んでダボスのグラベルケージを装着して、輪行時にボトルケージ毎ボトルを取り外し出来る様にした。

フロントバッグはメーカー不明のバックサポーターを使つてブリヂストンサイクルの小型フロントバッグを取り付け、サドルにはキャラダイスのネルソンロングフラップをクラシックサドルラックを使つて取り付けた。

今年はこれで東京旅行へ行く。

平成最後の増車

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ブリヂストン・カントリー。重い荷物を運ぶ運搬車(の中でも軽運搬車とされる自転車)。前後泥除けに純正サドル、補助フォークに大型荷台が揃つてたので購入。

直前まで実用されてたと聞いたものの、色々問題があり、現状では不動車。

 

カントリーはダイカストフレームであるため、シートピンで位置を固定する一般的なシートポストが使へず、臼式のシートポスト(珍しい径22.2)が使はれてあるのだが、先方が梱包分解した際にシートポストの臼のみがシートチューブに落ち込んでしまつてシートポストの固定ができなかつた。

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臼救出の為に大型工具購入を検討したが高額のため、別に思ひ付いた臼用の引き上げボルトと全ネジの長いボルトを合体させてシートチューブ内で臼をねじ込んで拾ふ作戦が成功。無事シートポストの再利用が出来た。


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後ろホイールはリムのバルブ穴付近が大きく穴の開いてる上からワッシャを噛ましてバルブを無理矢理固定されてあつた。

厄介な事にカントリーのホイールは前が26 x 1-3/8の32hなBEリムで後ろが26 x 1-3/4の40hなBEリムとなつてをり、現状26 x 1-3/8の32hなBEリムは日本製は廃番だが海外製がまだ手に入る、しかし26 x 1-3/4の40hなBEリムは既に流通してない。

今はまだ使へるのでいいが、いづれ後ろホイールを組み直すのにリムを探す必要がある。

前後タイヤは溝が殆ど無く、前はパンクしてをり、酷い状態の後ろは反対にパンクしてなかつた。BEリム用のタイヤとチューブは26 x 1-3/8と26 x 1-3/4どちらもまだ流通してるので手に入るので要交換。

 

他にロッド固定用ボルトが一部欠けてるのでブレーキができない等々弄りがいのある車体と言へ樣か……。