今回の相棒はフロント2サイド仕様のトラベゾーン ツーリング改650B仕様。
バッグ類はフロントバッグ、フロントサイドバッグx2、サドルバッグ、モンベルのサイクールランバーパック5(新型)。
フロントバッグには補給食、電気小物(充電器、携帯バッテリ、電池類)、サングラス、水筒、地図。
サドルバッグにはテント一式、グランドシート、エアマット、輪行小物類、簡易救急用品、着替へ、お風呂セット(タオル類他)。サドルバッグループにはマルトの自転車屋さんのポンチョ。
サイドバッグには輪行袋、寝袋、虫除けスプレー、紐類。もう片方へ各種クッカー、バーナー類、スポンジ、シェラカップ、蚊取り線香、帽子。
サイクールランバーパックには財布、カード類、買物袋、空気枕、手帳と筆記用具、スマートフォン、ヘッドライトとランタン用シェード。工具類はツールボトルに纏めてダウンチューブ下のケージに付けてある。
また、途中で1.5Lのポカリスエットを購入してボトルケージにつけた。
前日19日の23時に出発。
24時には江別へ到着。
江別を過ぎてひたすら走る。
当別、新篠津等を過ぎて行くが街灯が殆ど無いか、あつても2~3Km毎にしかないのでフロントライト、テールライト共に連続10時間程度使用可能なしつかりしたものを準備した方が良い(今回はキャットアイのHL-EL540RCとSL-WA100、ブリヂストンサイクルのTL-SP1使用)。
しばらく小雨だつたのが月形辺りで雨足が強くなつてきたのでポンチョ着用。
日付がかはつて3時30分、浦臼のローソンへ到着。やたら小奇麗なコンビニだとは思つたが今年春にできたばかりらしい。
4時40分頃、鶴沼の中心蔵を過ぎる。この頃には雨足も弱まつてきたのでポンチョを脱いで代はりにモンベルのウインドブラストパーカーを着てる。
ウインドブラストパーカーは丸めるとそれなりに小さくなり値段もアウトレット品を安価に入手できたので愛用してるが、自転車用ではないので蒸れ易いのが難点。
フロントバッグのマップケースには行程を俯瞰する為の大まかな地図、デジタルオーディオプレーヤとパッシブスピーカが入れてある。ハンドルには現在時速表示と積算距離表示用にキャットアイのサイクロコンピュータCC-CL200、友人が3Dプリンタで自作したガーミンマウント付きケースを使つたUnihertz Atomではグーグルマップのナビ機能を表示させてる。
Unihertz Atomはグーグルマップのナビ機能を常に表示したままだと1時間でバッテリ6~8%程度消費。音声案内があり、方向音痴には大変便利。最近の更新で小さいながら現在時速表示がオプションに追加された。
夏に愛用してるブルーラグの短パンは一見するとジーンズ地だが、薄手の麻混毛で蒸れにくく股周りが補強されてあるなどパターンは自転車用になつてをりポケットも口が広く深いので手袋をしたままでも出し入れし易い。夜から早朝にかけては寒いのでモンベルのニッカホースを履き、靴はモンベルのゴアテクスの防水靴(廃版品)。
5時30分頃、雨竜町に入る。
さらに進んで6時30分頃北竜町に入り気温が上がつてきたので、ニッカホースとパーカーを脱いでアームカバーとレッグカバーと自転車用靴下に履き替へ暑さと日焼け対策とする。
美葉牛の辺りにあるひまわり畑は壮観。
幌糠の辺りは集落から少し外れると殆ど街灯もない山の中となる。
中幌橋についたのが8時頃。
9時に漸く山中から日本海へと出た。以前宿泊した望洋台キャンプ場の近く。
海沿を走るのはやはり楽しい。この日は向ひ風もなかつたのでかなり距離を稼げた。
10時頃着いた小平道の駅で小平和牛を使つた小平バーガーを食す。美味。
小平から苫前辺りは風力発電所が多い。
小平から苫前辺りは風力発電所も多いが坂も多い。
まづ苫前道の駅手前に1つ目の坂。
とままえ夕陽ヶ丘ホワイトビーチの辺りに2つ目。
押白志橋を過ぎてしばらく行くと3つ目。
興津仮乗降場跡から中間橋過ぎた辺りで4つ目。
4つ目の坂を登りきれば羽幌はすぐそこ。
12時20分には羽幌市街地に着いた。昨晩23時の出発から約13時間程で札幌から羽幌まで着いた計算になる。
羽幌から天売焼尻までの船は普通船と高速船があり、この時間だと高速船には間に合ふが、以前高速船に乗つて揺れの酷さから酷いことになつたので高速船には乗らず、しばらく時間を潰してから14時30分の最終船に乗船。
羽幌沿海フェリーでは自転車は輪行袋に入れた状態だと無料で、そのままだと通常運賃の他に手荷物運賃がかかる(往復分の手荷物運賃を先に支払ふ)。
16時20分頃天売島到着。フェリーターミナルに併設された受付でキャンプ場の受付を済ませる。ウニまつりをやつてるのでそれなりに人があるさう。
キャンプ場到着手早く設営を済ませる。テントはワイルダムワンマンテント。
今年からシャワー小屋の隣に炊事場が新しく建設された由。
以前の外に置いたままの炊事場よりも蛇口の数が4倍に増えて使ひ勝手がよくなつた。洗剤や束子は用意されてないので持ち込む必要がある(島の商店で手に入る)。
新兵器スノーピークのギガパワーストーブ 地 オート。点火装置付きで着火簡単、火力十分、携帯性は……それなり。愛用してた大陸製チタンバーナーのゴトクを折つてしまつたので新調。
島の商店で食材を仕入れたので早速調理してビールを飲む。
虫除けにスプレーと蚊取り線香を併用。マッチが湿気つて使ひ物にならなくなつてたので、ライター代はりに持ち込んだSOTOのマイクロトーチアクティブで蚊取り線香に着火。
ビールにはジンギスカンがよく合ふ。
いつの間にか上がつてた花火を観ながら飲んで食べて夜は更け行く。