数年前に食べた由仁町にある東京ホルモンの味噌ホルモンが絶品だつたのでいつかまた行きたいと思つてたのだが、札幌市内から片道30Km程度なので自転車で行くことにした。
行程は国道274号線を東へ向かひ、千歳川を越えてから道道3号線に入りまた東へ向かひ続ける単純なもの。帰りは来た道を戻るだけ。往復約60Km。
今回の相棒はアトランティス ロードレーサー。キャンプ用具を積んで超長距離を走る訣ではなく、日帰りでなるべく軽快に走りたいので荷物は輪行用具も省いた最低限度の物をフロントバッグとツールボトルに納めた。
晴天に恵まれる中、久々に前52tを思ひ切り踏んで走るのは気持ちが良い。
無心で走つてる内に長沼へ入る。
ここで自転車用の鍵を忘れたことに気づき、長沼の世登サイクルにて鍵を買ふ。
由仁町に向ふ途中に馬追温泉旅館があるが、今回はユンニの湯を利用するので素通り。
由仁町に入る。
自転車で夕張方面を走ることはなかつたが起伏のある道が続く。とはいへ前42tでも登れる程度に緩い登りでそれほどきつくはない。他にロードレーサーに乘つて走る人もちらほら見かけた。
約2時間程で東京ホルモンへ到着。
東京ホルモンはそらちゲートエリアバイクウェイコラボレーターなるものに指定されてるさうだ。
なにかといふと、引つ掛け式のサイクルスタンドが用意されてるよといふことらしい。
しかし引つ掛けどころの板が縦にながくてシートポストを出してない自転車だと引つ掛け難いし引つ掛からない場合もあるので、これはパイプ製のスタンドの方が良い。
東京ホルモンのホルモンとサガリ1人前づつ注文。味噌ダレを付けて焼く。
肉が良い感じになつてきたら半人前分注文した野菜も入れて混ぜながら焼く。
ご飯大盛りと一緒に食べてると物足りなさを感じたのでホルモン1人前を追加注文。
さらに心舌1人前も追加注文してご飯と一緒に食べる。
最後は〆の麺1人前をホルモンの汁に絡めながら炒めてご飯と一緒に食べた。
デザートにアイス。これだけ食べて2000円台に収まるのが嬉しい。
お店の人からアンケートに答へて欲しいと渡された用紙に今回の旅の行程を記入する樣になつてたのだが、東京ホルモンへ行つてそこから温泉に寄つて帰るだけなので由仁町内は殆ど何も見ずに帰るのが申し訳ない気持ちに。
アンケートに応へると由仁町、栗山町、長沼町、南幌町のサイクリングマップを貰つた。細かく色々書いてある地図は見応へがある、が、そろそろサイクリングの季節もをはり、年内にまた来ることは恐らく無いのでこれもまた申し訳ない気持ちに。
ユンニの湯へ向かふ途中の坂からは丁度由仁町が見渡せた。
ユンニの湯もそらちゲートエリアバイクウェイコラボレーターなるものに指定されてるのでサイクルスタンドがあつた。
日帰り入浴料金650円。シャンプーとボディーソープ、ドライヤーは備へ付けがあり、タオル類はレンタル(370円)もある。
温泉からの帰り道、東京ホルモンへ行く途中に見かけて気になつてたレトロボーイコーヒーといふ喫茶店へ立ち寄つた。ゲストハウスも併設されたかはつたお店で、店内は店名のとおりなレトロな雰囲気。オリジナルブレンドのコーヒーが美味しく雰囲気も好みなので機会があればまた来たい。
喫茶店を出るとすつかり夜になつてゐたので急いで帰宅。偶にはロードレーサーで走るのも良い。