札幌自転車日記

札幌で(古い)自転車に乗る人の日記。

トランジットコンパクト14インチ化

部品が集つたので組み付けた。
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元々12インチホイールなフレームだが、入手が難しいので14インチホイールとした。
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折り畳んでも引つ掛からないので折り畳んだ状態でも転がせる。

 

 


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ステムはドッペルギャンガーDHS149L-BKを使つてアヘッド化、GPのMS-308A角度107度を使用。ハンドルはドッペルギャンガー DHB231L-SL、サムシフターはサンツアー、ブレーキレバーはダイアコンペDC189ID6。

折り畳みハンドルを使ひたくてアヘッド化したが、標準仕樣のステムと大体同じ高さで違和感はない。
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シートポスト径は31.8とブロンプトンと同じ。Aliexpressから輸入したカーボンシートポスト(27.2mm、450mm)とカーボンサドルにシートポスト径を27.2mmから31.8mmに変更するシムを噛まして使用。
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ネットオークションにて入手した14インチホイールは130mmリアハブを126mm化して8速スプロケット(CS-HG50-8s 13-26t)を取り付け、シングル用フレームでディレイラーハンガーがないのでミスターコントロールのRH-RD10を干渉したので少し削つて取り付け、後変速機は8速対応のデュラエース(RD-7402)。
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フロントフォークは12ホイール用で14インチホイールを入れるとタイヤが干渉するので、ホームセンターで見つけた金具を使つて延長。バネ座金とナイロンナットを使つて緩まない様に気をつける。14インチホイールは友人から貰つたルノーウルトラライト用の74mmハブのものにストライダー向けのOLDを74mmから95mmへ変換するアダプタ(ハブ幅変換アダプター等)を付け、ネジ締めからクイックシャフトに変更して使用。
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ブレーキはダイアコンペのBRS202後ろ用を前に、キャットアイセンターフォークブラケットを挟んで取り付け。
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後ろは元々バンドブレーキが付いてたが、トラックレーサー向けの後付けブレーキ台座を使用してサイドプルブレーキを取り付け。
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後ろ用だと軸の長さが足りないので前用を後ろに使つた。
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折り畳んだ状態でもハンドルを切つて転がせるので、楽。次はクランク等を取り付けて自走可能にする。

ブリヂストン・トランジットコンパクト

手放したブロンプトンの代はりの輪行旅用折り畳み自転車を探してたのだが、トランジットコンパクトのフレームのみが安価に手に入つた。多分2000年型。
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X型のフレームが特徴的。
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縦に折り畳む。
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実は昨年には手に入つてをり、紹介するのが遅れたのは部品集めに結構時間がかかつてしまつた為。5月予定の毎年恒例東京旅行用に来月中に組み上げる予定。

サーリーパグスレイにブラックバーンローカルバスケットを取り付け

昨年末、パグスレイに取り付けてた実用車の荷台が、取り付けネジの緩みから走行中に外れて後輪スポークに荷台足が絡まる事故があつた。幸はひスポーク折れ等なかつたものの、折れ曲がつた取り付け金具類を再度調達するのは面倒で修理を先延ばしにしてゐた。
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因みに、荷台本体やシートポストクランプ取り付け部は無事だつたので有り合はせで固定して帰路についた。

 


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その後ブラックバーンのローカルバスケット中古品を安価に入手、雪上走行で雪詰まりしない様に少し高めに取り付けた。公式サイトの紹介には

横幅は23Cから3inchまで

とあり、4インチタイヤを履いてるファットバイクなパグスレイに取り付くかわからなかつたが、一応取り付いた。
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ローカルバスケットは前後両対応で取り付け金具も色々付属するが、今回は荷台の足と自転車本体のダボで固定する金具を選んだ。
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パグスレイがオフセットされたフレームであることに合はせて荷台の足を多少オフセットして足幅を広げて固定してある。これ以上荷台の足幅を広げると天板と足の固定が出来なくなり取り付かないので、5インチタイヤのファットバイクだと取り付かないかも知れないが、一応4インチタイヤのファットバイクでも取り付け出来たといふことで参考になれば幸はひ。

2017年自転車遠乗り纏め

2017年は遠乗り回数が増えた。また、テントを手に入れたことにより、キャンプ泊ができる様にもなり自転車旅行の幅が広がる。

 

 

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東京への飛行機輪行旅。組み立てに時間がかかつて予定してた自転車屋巡りができなかつたり、走行中にペタルが外れたり色々あつたが、楽しめた。

 

 

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札幌から天売島への2泊3日自転車キャンプツーリング。テント泊は初めてだつたが、虫対策を怠つて虫刺されが酷かった以外は概ね満足。

 

 

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富良野への0泊3日往復300Km自転車ツーリング。目的は達成できたし、景色も楽しめたが、眠気が酷くて帰りが大変だつたので、次回は余裕をもつた旅程を組みたい。

 

 

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釧路へのJR輪行1泊2日自転車キャンプツーリング。キャンピング装備輪行の大変さを嫌といふほど味はつた。美味しいものをたくさん食べられたので満足。

 

 

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ツーリング車ばかりで、ロードレーサーにあまり乗らないでゐたので行つた近場への遠乗り。かういふのも悪くないので積極的に探究したい。

 

 

来年もまた積極的に遠乗りをしていきたい。

冬支度

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雪が降積もつてしまつたので今年もファットバイクの出番。昨年よりいくつか手を加へた。


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後荷台の固定が不完全だつたので改善。以前は走る度に荷台が揺れて不安定だつたが、きちんと6箇所固定されてるので走る度に荷台が揺れることはなくなつた。


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上段はシートポストクランプをダボ付きの物に変更して取り付けられるとよかつたのだが、このパグスレーはシートポストクランプ径30.0mmと特殊で適当なものがなく、諦めてミノウラのMT-800N用シートポストクランプを噛ませた。


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中段はダボにスペーサーを挟んで高さを稼ぎ、ホームセンターで手に入れた汎用金具を使つて固定。下段は以前と同じくダボに固定。

フロントキャリアもあるが、良い固定方法が思ひ付かないので暫くは仮付けのままで使ふ。

 

https://www.instagram.com/p/BbWjN7ZnYKn/

#45nrth Dillinger 4 120tpi Studded

さらに奮発してファットバイクスパイクタイヤを前後分購入。タイヤ交換する。


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空気を完全に抜いてからタイヤレバーをビードに引つ掛けて外していく。


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他の自転車とやることはかはらないが、空気を完全に抜いてもビードにタイヤレバーを引つ掛け難かつた。タイヤレバーを折れる勢ひで思ひ切り使ふのがコツか。


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リムテープは幅広の物が使はれてると思つてたがニップル穴を塞ぐだけの簡単なもの。


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45nrthのデリンジャー4、26x4.0インチ用のスパイクタイヤ


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丸めてあるのを広げると当たり前だがかなり大きい。


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ケージングが柔らかいのでタイヤは嵌め易さうだが、最後の方はタイヤレバーを折れる勢ひで思ひ切り使はないと嵌まらなかつた。


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パグスレー向けのオフセットされたラージマージリムは廃版になつてしまつたので、これを使ひ続けるしか無い。


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1度やつたのでタイヤ外し2回めは早く済んだ。


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丸めた際に内側に凹んでるデリンジャー4はなかなか面白い見栄え。


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空気を入れて前後輪交換してをはり。今冬はこれで走る。

ロードレーサーで由仁町の東京ホルモンへ行きホルモンを食べて帰りに温泉に入る日帰り遠乗り

数年前に食べた由仁町にある東京ホルモンの味噌ホルモンが絶品だつたのでいつかまた行きたいと思つてたのだが、札幌市内から片道30Km程度なので自転車で行くことにした。

行程は国道274号線を東へ向かひ、千歳川を越えてから道道3号線に入りまた東へ向かひ続ける単純なもの。帰りは来た道を戻るだけ。往復約60Km。

 

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今回の相棒はアトランティス ロードレーサー。キャンプ用具を積んで超長距離を走る訣ではなく、日帰りでなるべく軽快に走りたいので荷物は輪行用具も省いた最低限度の物をフロントバッグとツールボトルに納めた。


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晴天に恵まれる中、久々に前52tを思ひ切り踏んで走るのは気持ちが良い。


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無心で走つてる内に長沼へ入る。


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ここで自転車用の鍵を忘れたことに気づき、長沼の世登サイクルにて鍵を買ふ。


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由仁町に向ふ途中に馬追温泉旅館があるが、今回はユンニの湯を利用するので素通り。


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由仁町に入る。


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自転車で夕張方面を走ることはなかつたが起伏のある道が続く。とはいへ前42tでも登れる程度に緩い登りでそれほどきつくはない。他にロードレーサーに乘つて走る人もちらほら見かけた。


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約2時間程で東京ホルモンへ到着。


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東京ホルモンはそらちゲートエリアバイクウェイコラボレーターなるものに指定されてるさうだ。


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なにかといふと、引つ掛け式のサイクルスタンドが用意されてるよといふことらしい。

しかし引つ掛けどころの板が縦にながくてシートポストを出してない自転車だと引つ掛け難いし引つ掛からない場合もあるので、これはパイプ製のスタンドの方が良い。


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東京ホルモンのホルモンとサガリ1人前づつ注文。味噌ダレを付けて焼く。


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肉が良い感じになつてきたら半人前分注文した野菜も入れて混ぜながら焼く。


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ご飯大盛りと一緒に食べてると物足りなさを感じたのでホルモン1人前を追加注文。


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さらに心舌1人前も追加注文してご飯と一緒に食べる。


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最後は〆の麺1人前をホルモンの汁に絡めながら炒めてご飯と一緒に食べた。


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デザートにアイス。これだけ食べて2000円台に収まるのが嬉しい。


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お店の人からアンケートに答へて欲しいと渡された用紙に今回の旅の行程を記入する樣になつてたのだが、東京ホルモンへ行つてそこから温泉に寄つて帰るだけなので由仁町内は殆ど何も見ずに帰るのが申し訳ない気持ちに。

アンケートに応へると由仁町、栗山町、長沼町、南幌町のサイクリングマップを貰つた。細かく色々書いてある地図は見応へがある、が、そろそろサイクリングの季節もをはり、年内にまた来ることは恐らく無いのでこれもまた申し訳ない気持ちに。


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ユンニの湯へ向かふ途中の坂からは丁度由仁町が見渡せた。

ユンニの湯もそらちゲートエリアバイクウェイコラボレーターなるものに指定されてるのでサイクルスタンドがあつた。

日帰り入浴料金650円。シャンプーとボディーソープ、ドライヤーは備へ付けがあり、タオル類はレンタル(370円)もある。


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温泉からの帰り道、東京ホルモンへ行く途中に見かけて気になつてたレトロボーイコーヒーといふ喫茶店へ立ち寄つた。ゲストハウスも併設されたかはつたお店で、店内は店名のとおりなレトロな雰囲気。オリジナルブレンドのコーヒーが美味しく雰囲気も好みなので機会があればまた来たい。

 

https://www.instagram.com/p/BZ5nk_InNgu/

喫茶店を出るとすつかり夜になつてゐたので急いで帰宅。偶にはロードレーサーで走るのも良い。

釧路への輪行キャンプ旅2017年秋、2日目

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9月23日朝。起きて寝袋から出るとお湯を沸かして作つたカフェ・ラテを飲みながら菓子パンを食べる。今日の予定を細かく決めてなかつたが、多少疲れもあつたのでキャンプ場近くの山花温泉リフレでゆつくりした後に友達と合流してご飯を食べて自転車屋巡りをする事に。


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朝食後の後片付けをしながら周りをみるとすでに他のお客は撤収した様で誰も居ない。


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炊事場で洗ひ物を済ませて戻る途中に小さな切り株をみつけたと思つたら大きなきのこだつた。


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後片付けをしてテントを仕舞つて。


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温泉へと向かふ。


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山花公園オートキャンプ場のゴミステーションは管理棟の横に設置されてある。燃えるごみ、燃えないごみ、ビン・カン、ペッドボトルの4種類に分けて入場時に貰ふ不透明なゴミ袋に纏めて捨てる。


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今回の旅では1970年代頃の米軍のウールズボンに拾つた巻脚絆を付けて紐無し革靴を履いた。紐無し革靴は着脱が簡便で良い、巻脚絆はズボンの裾がペタリングの邪魔にならなく、防風性もあり温かくある。因みに靴下はコストコ専売のメリノウール混毛靴下で、普通の靴下より抜群の保温性があり秋冬のサイクリング時に愛用。


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天売島や富良野への旅ではビンディングペタルを使つたが、今回はフラットペタルに樹脂製ハーフクリップ。ペタリング効率から言へばビンディングペタルの方が僅かに効率良く感じられたが、今回の度はそれほど急ぐものではなく、自転車を降りる場面が多いのでこの装備が正解であつた気がする。


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キャンプ場と山花温泉リフレは周りが森林の閑静な道で繋がつてあるが夜は封鎖されてをり、昨晩は通ることが出来ずに遠回りをしてキャンプ場へ入場した。

 
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山花公園オートキャンプ場利用者であれば、入場時に記載した書類の控へを提示することで日帰り入浴料金が百円引きになるのでお得。タオル類は持参してたが、持つて入るのを忘れた爲、温泉施設内でタオルを購入。


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サドルバッグの上に積まれたサイクルパーカー、マットに括りつけられたタオルと輪行時の荷物纏め様のコストコのショッピングバッグ。大分旅らしい裝ひ。


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真つ暗だつた夜と比べて景色の良い北海道道835号釧路阿寒自転車道線。周りが平原なので見晴らしが良い。


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道の横には牛小屋や


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馬の放牧されてる場所が散見される。


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交差点は自動車が入れない様に柵が設けられてある。北海道道835号釧路阿寒自転車道線は全線舗装されてるが、交差点では舗装されてない道と何度か交はるので注意。


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昨晩草叢で動物の動く音に恐怖した道も昼間だと見晴らしが良いのでなんのことはない。


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道の横には牛や馬の他に刈り取られた牧草地に點在する牧草を丸めたやつもみられた。


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友達と合流してお昼ごはんは寿司を食べることに。回らない寿司は値が張るので釧路に本社のある、なごやか亭新川店。


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 こぼれいくら。

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珍しいくじら等。腹一杯になるまで寿司を食べた。


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食後は自転車屋巡り、ブリヂストン・レイダックのステッカーが貼つてあるお店は店主が不在の様で入れなかつたのが残念。他にも数軒廻つた後に雨が降つてきて時間もいい塩梅なので駅へと向かふ。


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キャンピング輪行は時間がかかるが、予め余裕を持つて駅に到着したので問題なし。


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輪行袋の左右を間違へて収まりが悪いのに気付かず無駄に悪戦苦闘したりしたものの、なんとかアルプス式輪行の完成。


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友人とはここでお別れ、またいつか。


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釧路駅構内でお土産物を買ひ込んだ。


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疲れもあるのでJR車内では寝るつもりだつたが目が冴えて眠られず。


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札幌に戻ると雨模樣で、慌ててサイドバッグにカバーを掛けたりしたが、輪行状態から走行可能状態に戻してる間に雨は止んでをり、特に濡れずに帰宅。

以上札幌から釧路までの旅行記をはり。雪が降るまでにまた機会があれば遠乗りしたい。