札幌自転車日記

札幌で(古い)自転車に乗る人の日記。

富良野への150Km、往復300Kmを走る夏

roadman.hatenablog.com

前回は国道12号線から桂沢湖経由での富良野行きだつたが、

  • 山越えでの登りがキツい 
  • 途中の隧道に歩道がない
  • 休憩場所(コンビニや道の駅)が少ない

といふのと、到着が遅くなつて目当てのご飯が食べられなかつたので、今回は前日夜に出発して翌日朝富良野に着いて目当てのご飯を食べる事を目指す。そして帰りも自走予定。

今回の行程。

前回と同じく札幌から国道12号線を北上するが、桂沢湖へは行かず、滝川まで行つてから国道38号線に合流して富良野を目指す約150Km(ルートラボの地図では都合で実際の出発地点とは異なる場所を選んでるため爲、距離に誤差がある)を往復で約300Km。

f:id:santarou98:20170829121424j:image

今回の相棒、フロント2サイドキャンピングなトラベゾーン ツーリング改650B仕様。当初は軽快なワイルダム・パッカーを使ふ予定だつたがまだレストアがをはらないので、前回の天売までの旅に引き続き使ふ。

キャンプ用具は降ろして、サドルバッグサポーターとサドルバッグを付け、フロントバッグは小振な物と交換。サドルバッグには輪行袋と食糧。フロントバッグには地図と携行食(ブラックサンダー)、粉末カフェオレ、タオル類。サイドバッグには片方に輪行用品と炊事道具、片方に日焼け対策のカバー類と食糧。
f:id:santarou98:20170829121451j:image

27日22時半出発、国道12号線の夜。江別を過ぎると街燈が減り、かなり暗くなる。岩見沢の辺りで気温は17度。
f:id:santarou98:20170829121529j:image

日付がかはつて28日の1時三笠の道の駅で休憩。コンビニや温泉(日帰り入浴受付22時まで)が併設されてるので夜でも便利。
f:id:santarou98:20170829121543j:image

さらに足を伸ばして3時前に奈井江の道の駅。三笠とは違ひ、自動販売機位しかなかつたがそれでも他の道の駅と同じく24時間開いてる便所があるので休憩に良い。温度計があつたので気温を確認すると11度。肌寒い感じはしてたがもう秋。
f:id:santarou98:20170829121606j:image

奈井江を過ぎると市街地や信号付近以外は街燈がないので自転車前照燈が重要になつてくる。愛用してるキャットアイHL-EL540はローモードでもかなり明るい(実際は写真よりも明るい)。
f:id:santarou98:20170829121735j:image

一方ナショナルの自転車用FF-199S懐中電灯。予備に付けてるがHL-EL540と比ぶべくもない(とはいへこちらも実際は写真よりも明るい)。
f:id:santarou98:20170829121807j:image

砂川の辺りで爪先が冷たいと感じてよくみるとビンディングシューズが結露してをり、フロントバッグのマップケースも結露。
f:id:santarou98:20170829121857j:image

砂川の北泉岳寺には赤穂浪士の墓(骨ではなく泉岳寺赤穂浪士の墓の土が入つてるらしい)がある。
f:id:santarou98:20170829121911j:image

滝川の辺りで空が明け始めた。
f:id:santarou98:20170829121929j:image

5時前。滝川のコンビニで休憩後、日が昇り朝になるが曇り空。
f:id:santarou98:20170829121941j:image

大体100Km。前回の往復と合はせて総走行距離400Kmとなる。
f:id:santarou98:20170829122023j:image

茂尻か平岸の辺り、多分田園風景が続く。
f:id:santarou98:20170829122044j:image

赤平のエルム高原オートキャンプ場へ行く手前にある城。今から10年ほど前に倒産した人形屋のショールームとして建設されたものの現在では放置されてる。
f:id:santarou98:20170829122200j:image

赤平市街を高台より望む。とにかくあちこち靄がかつてをり幻想的な風景となつてゐた。
f:id:santarou98:20170829122212j:image

赤平辺りの橋の上で雲の切れ間から昇つた太陽が拝めた。以降は終始曇り空。
f:id:santarou98:20170829122242j:image

6時半、芦別の道の駅。まだ早い時間なので売店がどれも開いてをらず、自販機と便所しかない。
f:id:santarou98:20170829122407j:image

物凄い靄のかかり樣で少し先が雲に沈んでる様にも見える。
f:id:santarou98:20170829122447j:image

7時半、野花南の辺り。途中閉校した小学校等があるが、周りに農家位しかない山道が続く。
f:id:santarou98:20170829122455j:image
野花南隧道。歩道があまりにも狭く、車道も自転車で走れる雰囲気ではないので、仕方なく反対側の歩道を走つた。長さ1Km程。
f:id:santarou98:20170829122543j:image
野花南隧道を過ぎて少し行くと奔茂尻隧道。長さ500m程度。
f:id:santarou98:20170829122622j:image

隧道二本過ぎると滝里湖と呼ばれるダムに出る。元々あつた滝里町が一部沈んであり、奔茂尻隧道を出てすぐ横にはかつて町にあつた神社等が移設されてあり往時を忍ばせる。
f:id:santarou98:20170829122638j:image

9時前、富良野に入つた。

f:id:santarou98:20170829122650j:plain

大体150Km。前回の往復300Kmと合はせて総走行距離450Kmとなる。

f:id:santarou98:20170829122802j:image

10時頃、目当てのお店に向ふ。カフェの併設された陶器ギャラリー野良窯
f:id:santarou98:20170829122811j:image

前回来た時は味はふことの叶はなかつたカレーを食べる。大正時代のカレーのレシピを元にした大正のルーカレー(サラダ付き)。ルーカレーでありながらとろみが少なく、スープカレーに近い感じ。

前に来たのは3年前のことで、流石に忘れられてると思つてたが、なんと覚えてをられて、話が弾み遂々長話に。

f:id:santarou98:20170829122820j:plain

アトランティス・キャンピングを入手したのでレストアしたいといふ話をすると、では乘つてみませんか?と、試乗させもらつた。ランドナーをキャンピングに仕立てたトラベゾーン改とは別次元の抜群の直進安定性。

他にも色々レストア絡みで話を聞いてもらつたり、話を聞かせてもらひ、レストア欲が強まる。
f:id:santarou98:20170829122851j:image

13時頃店を出て富良野からの帰り道、奔茂尻隧道では工事が行なはれてをり、片側交互通行となつてゐたので、自動車を気にすること無く思ひ切り隧道内を走れた。
f:id:santarou98:20170829122909j:image

赤平辺りで今回の総走行距離200Km超。
f:id:santarou98:20170829122925j:image

お腹が空いたので途中で炊事。カレーメシ。
f:id:santarou98:20170829122934j:image

袋乾麺。
f:id:santarou98:20170829123013j:imageカフェオレで〆。

美唄で名物のとりめしを食べるつもりだつたが、間に合はず、そのまま三笠まで行つて道の駅に併設された温泉へ入り、1時間程くつろぐ。

その後また走り始めたが不眠で走り続けるのは流石に辛く、岩見沢を過ぎた辺りから途中で何度か我慢できずに道の脇で立つて仮眠したものの、そのまま朝まで寝るわけにも行かないのでなんとか走り、帰宅したのは日付がかはつて29日2時。そのまま便所へ入つて気づいたら便座に座つたまま2時間寝てをり、このままではまづいので布団に入つて寝た。

以上札幌から富良野往復300Kmを丸一日近く走る旅行記終はり。

WILDOMグッズ紹介 ワンマンテント

主に1980年代にブリヂストンサイクルが展開してゐた総合アウトドアブランドとしてWILDOM(ワイルダム)があつた。ブリヂストンサイクル特約店の中でもワイルダムストアとなつた自転車店だけで扱はれてたらしく、自転車の他にも自転車旅行向けにアウトドアグッズを扱つてをり、間口を広げるのに意欲的だつたブランドと言へる。当時としては扱つてる商品が高価であつたこと、程なくしてATB(MTB)やロードレースの流行があり、自転車旅行が廃れていつたことなどから1990年を迎へる前に終了したらしい。

そんなWILDOMに興味があり、WILDOMの自転車(ワイルダム・パッカー)を入手しただけではなく、グッズも収集してそれなりに集つてきたので紹介していく。今回は前回の旅でも使用したワンマンテント。当時の価格は12000円。

blogs.yahoo.co.jp

ワンマンテントを紹介してる記事があつたが実際に使用して紹介してる記事は見当たらなかつた(約30年前のテントなので当たり前か)。
f:id:santarou98:20170827005555j:image

専用袋に収納した時の大きさはだいたい寝袋の下に敷く折り畳みマットの畳んだ時と同じ位。重量は2Kgもなかつた筈。

f:id:santarou98:20170827003401j:image

厚紙の取扱説明書によれば太陽工業製であることがわかる、因みに現在太陽工業は業務用大型テントしか扱つてない。

f:id:santarou98:20170801040757j:plain

横幅と縦幅がワンマンテントに丁度良く安価だつたので、グランドシートには軽量薄手なGEER TOPのシート(Largeサイズ)を使つた。

f:id:santarou98:20170801040836j:plain

付属のグラスポールを継ぎながらワンマンテント上のスリーブに通していき、ワンマンテント本体を自立させてペグを打つ。ペグ打ちの為だけにハンマーを持つてくるのが面倒だつたので全て手で地面に押し込めたが問題なかつた。

f:id:santarou98:20170801040945j:plain

最後にフライシートを被せてこれもペグを打てば出来上がり。

 f:id:santarou98:20170827003301j:image

ワンマンテント内部。下はブルーシート地で他は撥水性のあるターポリンぽい素材で出来てをり、空気通り抜け用の穴が上の方に空いてる。

f:id:santarou98:20170827003427j:image

中に寝袋用のマットを敷しいてもかなり余裕がある。詰めればギリギリ2人で寝ることもできるだらう。

f:id:santarou98:20170801233959j:plain

寝袋を敷いて荷物を全部入れた状態。かなりゴチャゴチャしてるがこれでもまだ荷物を置ける余裕がある。このテントで三日間の自転車旅行中二晩過ごしたが、虫の多いキャンプ場で蚊の対策を怠つた為に蚊に沢山刺された以外は特に問題なく快適に過ごせた。

古い物ではあるが、必要十分なのでこれからも自転車旅行に活用していく。

札幌から羽幌(天売島)への200Km、3日間キャンプツーリング2017年夏、3日目

f:id:santarou98:20170803234754j:image

24日の朝。天売島キャンプ場。曇りだが、天気は悪くない。帰宅方法は考へてないが、自走か輪行の二つに一つ、輪行するにしてもまづは駅のある留萌まで行かなくてはいけない。
f:id:santarou98:20170803234816j:image

朝はやきそば弁当。スープが美味しい。
f:id:santarou98:20170803234833j:image

朝はラーメン。
f:id:santarou98:20170803234921j:image

朝はカフェ・ラテにドラ焼き。朝は三食食べて昼と夜を減らす作戦。
f:id:santarou98:20170803234943j:image

天売島キャンプ場のゴミステーションが分り難いが、海の宇宙館の裏手にある木箱がそれ。
f:id:santarou98:20170803235003j:image

燃えるゴミ、ビン・カン・ペットボトル、燃えないゴミに分けて捨てる。捨てたゴミはキャンプ場を管理してる天売島おらが島活性化会議が回収してるさうだ。
f:id:santarou98:20170803235111j:image

午前のフェリーまで時間があるので島内一周。キャンプ場から赤岩方面へ向ひ、一番登りがキツい坂を超えた所。
f:id:santarou98:20170803235128j:image

赤岩にて自転車を置く。
f:id:santarou98:20170803235150j:image

赤岩。
f:id:santarou98:20170803235221j:image

数年前に来た時に友人達と自転車を置いた場所は草で覆はれてた。
f:id:santarou98:20170803235247j:image

赤岩近くには水洗公衆便所がある。しかし故障してをり、用を足しても水で流せない上に手洗ひの際も水を使へないので手洗ひ用の水が用意されてる。
f:id:santarou98:20170803235617j:image

千鳥ケ浦園地までの道。崖の上の細い道を辿る。
f:id:santarou98:20170803235635j:image

道の先には観察小屋がある。
f:id:santarou98:20170803235653j:image

千鳥ケ浦園地観察小屋の中には望遠鏡が1つ備へつけられてをり、海鳥の観察が出来る。
f:id:santarou98:20170803235715j:image

観音岬園地。
f:id:santarou98:20170803235757j:image

道中坂の上より焼尻島を望む。
f:id:santarou98:20170803235811j:image

下り坂。自転車で島を一周しつつ全部ではないが色々見て回ると約一時間かかつた。他も見て回るならもう少しかかるだらう。ただ一周するだけなら約三十分程度。f:id:santarou98:20170803235827j:image

キャンプ場に戻り、荷物を纏めてテントを畳んで帰りのフェリーへと向ふ。
f:id:santarou98:20170804001414j:image

フェリーターミナルで羽幌への切符を買ひ、昨日羽幌で往復の輸送料金を払つてあるので、その旨を窓口で説明して羽幌への荷札を貰つて付けて自転車を預ける。

自転車で島に来る人が複数人になることもさうないらしく、切符を買ふ際に説明しなくても荷札を用意してくれてる場合が多いが、念のため説明しやすい様に輸送料金の領収書を取り出しやすくしておくのが良い。

f:id:santarou98:20170803235853j:image

お土産等を買つて天売を去る。また来年のウニ祭りに今度こそは間に合ひたい。
f:id:santarou98:20170804001440j:image

港のお土産屋で買つたタペストリーと旗、大型の旗はこれが最後の在庫となるさうで、希少。
f:id:santarou98:20170804001500j:image

キーホルダーの付いた小冊子風小錢入れ。
f:id:santarou98:20170804001514j:image

コインキャッチャーとかスライドとかいはれる型。100円、50円、10円を収納できる。衝動買ひしたが他の小銭が入らないので使ふ機会はないかも。
f:id:santarou98:20170804001534j:image

羽幌に戻り、フェリーターミナルにて沿岸バスの観音崎らいな缶バッジを入手。因みに紛らはしいことに天売島には観音と観音があるのだ。
f:id:santarou98:20170804001631j:image

羽幌のコンビニで食事。ウニ祭りが目的で始まつた旅だつたが、今回ウニを食べる機会は遂になかつた。
f:id:santarou98:20170804001650j:image

苫前の道の駅近辺。風車の見える道は自転車とあはせると良い絵になるが、夏は交通量が多いのでスタンドのない自転車だと撮影のために停車してられない。
f:id:santarou98:20170804001717j:image

小平の鰊番屋で小休止。
f:id:santarou98:20170804001741j:image

旅始めと比べると大分旅臭く?なつてきた自転車。
f:id:santarou98:20170804001805j:image

小平トンネル。留萌側から行くときは歩道も広くて問題ない。
f:id:santarou98:20170804001834j:image
しかし羽幌側から入ると歩道が留萌側の半分程しかないので横幅のあるキャンプ裝備の自転車で通るとかなり緊張する。反対側の歩道をいけばいいかもしれないが、対向車があるかもしれない事を考へると厳しい。
f:id:santarou98:20170804001904j:image
影を慕ひて。
f:id:santarou98:20170804001916j:image
留萌駅に付いた。自走もいいが、山の中で夜走になりさうなので札幌まで輪行することに。
f:id:santarou98:20170804001928j:image
輪行ビフォー。
f:id:santarou98:20170804001944j:image
アフター。バッグを纏めたり、リアキャリアを外したりで一時間程度かかつた。今回もアルプス式輪行
f:id:santarou98:20170804002017j:image
ホームまで持つて行く。

輪行状態にしたのが18時過ぎだつたが、次の列車が最終便で20時過ぎ。輪行状態にした自転車を持つてどこかに行く訳にもいかず、椅子の無いホームで時間まで列車を待つ。
f:id:santarou98:20170804002029j:image
鈍行列車が到着。自転車を運び入れる。
f:id:santarou98:20170804002042j:image
乗客の乗り降りもないだらうからここでいいよと乗務員さんにいはれたので、出入り口近くに自転車を置かせてもらつた。他に乗客は旅行客と鉄道写真好きが数人づつ。深川まで何度か駅に停まつたが誰も乗り降りせず。
f:id:santarou98:20170804002056j:image
深川で乗り換へ、自転車と荷物を持つて隣のホームまで階段で移動。
f:id:santarou98:20170804002114j:image
とにかく重い。
f:id:santarou98:20170804002143j:image
深川からは特急列車。座席後ろに自転車を置いて他の客の邪魔にならない様に。
f:id:santarou98:20170804002203j:image
小一時間で札幌駅に着。自転車を持つて出口まで行く、途中のエレベーターがありがたい。
f:id:santarou98:20170804002215j:image
輪行解除ビフォー。
f:id:santarou98:20170804002223j:image
アフター。後は自宅まで自走するだけ。
f:id:santarou98:20170804002237j:image
帰宅途中に総走行距離300Km突破。
f:id:santarou98:20170804002243j:image
おまけ。天売島限定のお菓子。

以上札幌から羽幌(天売島)までの旅行記をはり。また機会があれば遠乗りしたい。

札幌から羽幌(天売島)への200Km、3日間キャンプツーリング2017年夏、2日目

7月23日朝、一夜明けた望洋台キャンプ場。まだ靄がかかつてる。
f:id:santarou98:20170801045834j:image

朝はラーメン。SOTOのフィールドホッパーは値が張るが、畳めばかさばらないし大きさも適当で良い。

f:id:santarou98:20170801045910j:image

荷物を纏めてテントを畳んで自転車にバッグを取り付けてゐると、後ろにつけたフロントキャリアが曲がつてるのに気づいたので曲げ直さうとしたら足が片方折れた。
f:id:santarou98:20170801045934j:image

応急処置として折れた足を紐で結束。さらに上からサドルバッグと荷物ごと後ろにつけたフロントキャリアを荷造り紐でシートステーに縛る。代替リアキャリアを探して交換したいが、田舎の自転車屋ではみつかる可能性が低いのでとりあへずこのまま旅を続ける。
f:id:santarou98:20170801050011j:image

キャンプ場から下界を見下ろす。公道自動車レース漫画に出てくる峠道みたいな曲道坂。キャンプ裝備だと本当に登りがキツいので自転車では来ない方がいい。
f:id:santarou98:20170801050321j:image

キャンプ場を出て暫く走ると小平の道の駅である鰊番屋。売店の開店直後で、土日限定の小平バーガーを販売してるとのことだつたが、開店してから30分しないと仕込みをはらないとのことで、食べることができなかつた。代はりにフォカッチャドッグを食す。 

f:id:santarou98:20170801050452j:image

鰊番屋を出て苫前方面へ暫く走ると怪しい民家がある。
f:id:santarou98:20170801050518j:image

とにかく恐ろしげな文言の書かれた自作看板がいくつもたててある。
f:id:santarou98:20170801050544j:image

監視カメラらしきものもあり。
f:id:santarou98:20170801050832j:image

道路を挟んで向ひ側にも自作看板。田舎だと珍しい光景。
f:id:santarou98:20170801050904j:image

さらに走つて苫前町役場前のオブジェ。バイク旅人に人気で、写真撮影してる間も町役場に停車して撮影待ちのバイク旅人が数人居た。
f:id:santarou98:20170801051013j:image

苫前町役場から少し走るとある民家。浮き球を使つたオブジェを置いてる。少なくとも十年以上前からやつてる筈。一組だけ夫婦らしきオブジェがあるが製作者夫妻のものだらうか。f:id:santarou98:20170801051035j:image

羽幌。午前のフェリーには間に合はず、午後のフェリーで行くとウニ祭りは丁度をはりの時間なので、目的の1つだつたウニ祭りへ行く事ができなくなつた。残念。
f:id:santarou98:20170801062339j:image

午後のフェリーまで時間があるので羽幌道の駅近くにあるおろろん食堂で醤油ラーメンを食べる。
f:id:santarou98:20170801062407j:image

羽幌道の駅になつてるホテル名物のエビタコピザ。
f:id:santarou98:20170801062433j:image

羽幌道の駅近くにあるTIARAのソフトクリーム。

念のためリアキャリアを探しに行つた羽幌の自転車屋は日曜日だからか閉店してたので島からの帰りにまた寄る事に。

f:id:santarou98:20170802002208j:plain

数年前に場所を移して建物も新しくなつた羽幌フェリーターミナル。
f:id:santarou98:20170801062458j:image

羽幌フェリーターミナル近くにある、土産物屋きたるにて購入した天塩のマスカットサイダー。
f:id:santarou98:20170801062529j:image

そんなこんなでいつの間にか総走行距離227Km。
f:id:santarou98:20170801062714j:image

フェリーターミナルでフェリーの切符を買つて、自転車を預ける旨を伝へて往復分の車両輸送料金850円x2の1700円を支払ひ、荷札を貰つて自転車に荷札を付けて係りの人に預ける。自転車はフェリーの車両甲板の壁に立掛けて傷つかない様に毛布で養生して停めてくれる。降りる際は他の自動車が全部降りてから毛布を外してもらつて、車両甲板からそのまま降りる。

輪行袋に収めて船内に持ち込めば車両輸送料金を取られることもないのだが、輪行するのが面倒なので楽をした。
f:id:santarou98:20170801231807j:image

フェリーから羽幌港を望む。夏といふ感じの晴れた空に白い雲。
f:id:santarou98:20170801232017j:image

船内では.TEPPEN_Free_WiFiなるフリーWiFiが利用可能。最下層船室では電波が届かなかつたが、中ほどの船室なら問題なく使用できた。他に各船室にコンセントがあり、電気機器の充電に利用できる、が、コンセントの利用は早い者勝ちなので混み合つてる時は早めに確保したい。最下層船室が狙ひ目。
f:id:santarou98:20170801232056j:image

焼尻を経て天売島。船醉ひする質なので毎回フェリーに乗ると島に着くまでずつと寝てゐる。
f:id:santarou98:20170801232140j:image

天売島フェリーターミナルに併設された観光案内所にてキャンプ場の受付を行なつてる。ウニ祭り等でキャンプ場が混みさうな場合は事前に観光案内所へ電話で確認しておくのが確実だらう。料金はテント持ち込みで一泊500円。貸テントや炭焼台のレンタルもある。料金を払ふことで宿泊施設の空いた時間に風呂への入浴も可能だが、今回はウニ祭りがあつた為、宿泊客が多く風呂の空き時間がないとのことで断られた。

因みに港の食堂は営業時間が11時から14時までと短く、午後のフェリーで来た場合は閉店後になり利用することができなくなつてしまふので注意されたい。島の食堂は恐らくここ以外にはなく、お腹が空いたら2軒ある商店のいづれかで何か買つて食べることになる。
f:id:santarou98:20170801232326j:image

おろろんレンタルの二階にある天売郷土資料館をみてきた。

f:id:santarou98:20170801232416j:plain

かなり雜多な様子。
f:id:santarou98:20170801232453j:image

島民の不要物を引き取つて大雑把に分別して展示してる様。中には以前島に長くあつたものの何年か前に閉館した田中旅館に飾られてたカニや小判があつた。他には改築前の学校から柱(!)や教材を引き取つて展示されてる。かなり面白い空間である。簡単な解説が貼り付けられてるものもあつたが、できれば詳しい人に解説して欲しい。
f:id:santarou98:20170801232529j:image

海の宇宙館の裏手がキャンプ場で海の宇宙館前の駐車場を海の宇宙館と共用。芝生は刈つてから少し経つてるのか少し長めで露に濡れて湿つてた。テーブルや椅子は海の宇宙館のカフェ用なので利用不可。テントはテーブルや椅子より奥に張つてくれとのこと。
f:id:santarou98:20170801232558j:image

海の宇宙館からみて左手の手前に水場、奥に簡易トイレ(水洗)がある。
f:id:santarou98:20170801232647j:image

水場には電灯が設置されてあり、夜には自動的に点灯して点いたままになる。共用?のクレンザーとバケツが置いてあつたが今回は利用しなかつた。蛾やら何やら虫が槽内にたくさんあつたがこれは仕方がない。

キャンプ場の電灯は水場に設置されたもの1つだけで他にはない。
f:id:santarou98:20170801232723j:image

水場と簡易トイレの間は湿地で通る事ができないので、水場から簡易トイレに行く際は大きく迂回して行かなくてはいけない。また、高く草が生えてる辺りも湿地なので注意されたい。

簡易トイレは和式で、中には自動点灯する電灯がある。
f:id:santarou98:20170801232815j:image

キャンプ場に点在してる写真が掛けられた白い壁の1つにテントを張つた。今回は他に老夫婦がキャンプしてるのみ。

テントを張つてから自転車で島を軽く見て回る。
f:id:santarou98:20170801232921j:image

海龍寺。現在は無人の寺だが以前は住職がをり、今は知らないが葬式もここで行なはれる事があつた様だ。
f:id:santarou98:20170801232946j:image

寺にあつた石碑。故陸軍砲兵二等卒浜谷金次郎君之墓、明治三十三年一月十五日天賣村一同とある。時期的に日清戦争で亡くなつた人のものだらう。
f:id:santarou98:20170801233005j:image

これも寺にあつた石碑。長谷川才兵衛之碑とある。寺の建物近くで柵で囲はれてあり、大人物であつた事が窺はれるが詳細は不明。
f:id:santarou98:20170801233020j:image

昭和十五年十一月建之とある。親族一同で建てたらしいが長谷川才兵衛とは一体何物なのか、機会があつたら調べたい。
f:id:santarou98:20170801233106j:image

天売島の厳島神社。広島にある厳島神社から分霊を勧請し祀つた分社だらうと思はれるが詳細不明。f:id:santarou98:20170801233139j:image

明治二十九年六月にこの辺りの住人より奉納されたとある。手水舎の成れの果てと思はれる。
f:id:santarou98:20170801233202j:image

拜殿周り。
f:id:santarou98:20170801233251j:image

狛犬には天賣村八番地支配人佐藤平吉外船中一同とあり、裏には大正三年三月吉日とある。
f:id:santarou98:20170801233327j:image

左右の狛犬で文字が左右対称になつてるが興味深い、他の神社もかうなんだらうか。
f:id:santarou98:20170801233401j:image

賽銭箱が見当たらなかつたが、拜殿にある小さな扉から入れる様になつてた。
f:id:santarou98:20170801233440j:image

実は拜殿の左手に道がある。

f:id:santarou98:20170801233450j:plain

途中木が倒れてた。
f:id:santarou98:20170801233521j:image

拜殿左手を進むとまた石碑がある。
f:id:santarou98:20170801233558j:image

英霊芳名の碑。
f:id:santarou98:20170801233637j:image

裏には平成六年八月吉日天売社会福祉協議会施工とある。
f:id:santarou98:20170801233654j:image

忠魂碑。陸軍大将子爵大迫尚敏書とある。

f:id:santarou98:20170801233718j:image

石工館岡善蔵、大正六年十一月建之とある。

大迫尚敏は日露戦争時陸軍中将として北海道の師団である第七師団の団長であつたので、その関係からの揮毫だつたのだらう。建立時期からして当初は日露戦争の戦死者を稱揚する為の石碑だつたと思はれるが、英霊芳名の碑に書かれた名前に海龍寺に石碑のあつた日清戦争で歿したと思はれる浜谷金次郎の名前があることから、現在では日清日露以後の戦争で亡くなつた人も含めて稱揚してるらしい。
f:id:santarou98:20170801233756j:image

忠魂碑の右手にも道がある。
f:id:santarou98:20170801233821j:image

沢から湧き水を通してるホースあり。
f:id:santarou98:20170801233840j:image

よくわからないところに出た。沢の上の小さな丘に何かを建てたものらしいが、殘骸しかないので詳細不明。虫が多いので写真撮影して早々に立ち去つた。
f:id:santarou98:20170801233942j:image

商店で朝食夜食とツマミと酒を買ひ込んでテントに戻ると夜。
f:id:santarou98:20170801233959j:image

初日では紹介してなかつたが寝袋はモンベルダクロンシュラフ。ワイルダムの寝袋があればよかつたがみつからないので、ワイルダムの寝袋と同じダクロン素材の1980年代頃の寝袋を探してきたのだ。
f:id:santarou98:20170801234019j:image

恐竜の玉子となつてるが、中は懐かしのおつぱいアイス。
f:id:santarou98:20170801234056j:image

ホルモンともやしを買つて来た。
f:id:santarou98:20170801234132j:image

風が強いので風除けを使つて調理。
f:id:santarou98:20170801234151j:image

ホルモンの炒め物の出来上がり。酒に良く合ふ。
f:id:santarou98:20170801234212j:image

〆に熱燗を作つてちびちび飲んで就寝。

札幌から羽幌(天売島)への200Km、3日間キャンプツーリング2017年夏、1日目

今夏7月22日、23日に天売島で行なはれるウニ祭りに合はせた一人キャンプツーリングを行ふ。 

行程は札幌から国道275号線を北上して北竜町役場手前で道道94号線へ左折し日本海方面へ、日本海に出てからは国道231号線(オロロンライン)を北上して羽幌までの約200Km行く。自転車では初の200Km超となる。とにかく方向音痴なので道に迷はない様に単純な道を選んだ(それでも札幌市内で迷つた)。


f:id:santarou98:20170801010154j:image

今回の相棒はフロント2サイド仕様のトラベゾーン ツーリング改650B仕様。テントを積むリアキャリア代はりに余つてたフロントキャリア。

バッグ類はフロントバッグ、フロントサイドバッグx2、サドルバッグ、モンベルのサイクールランバーパック(旧型)。

フロントバッグには補給食、タオル類、電気小物、地図、グランドシート、テーブル、簡易救急用品。サドルバッグには輪行袋、寝袋、簡易枕、各種紐、バッグループにマット。サイドバッグには片方へ輪行用品、各種クッカー、バーナー類、スポンジ、スプーンセット。もう片方へ着替へ(靴下、下着、ズボン、サイクルジャージ)、洗濯ネット。さらにサンダルを括りつけた。サイクールランバーパックには制汗スプレー、虫除けスプレー、マッチ、ライター、財布、カード類。


f:id:santarou98:20170801045304j:image

当日はワイルダムのサイクルベストを着用、携帯電話類とモバイルバッテリや走行中に食べる分の補給食、水分補給用のペットボトルはそちらに纏めた。ワイルダムのサイクルベストは左脇下に500mlペットボトルが丁度収まるポケットがあり水分補給には困らなかつた、また、前ポケットにスマフォを入れておいて充電が切れさうになれば別の前ポケットに入れてあるモバイルバッテリからコードを伸ばせばすぐに充電できるのでこれも重宝した。
f:id:santarou98:20170801010437j:image

出発は7月22日真夜中2時。全国的な雨模樣で天気が心配だつたが、当日はやはり雨。ポンチョを着て走つたが、札幌を出る前に雨に濡れたサドルバッグの本革バッグループがカシメから外れて破れ、さらにサドルバッグをサドルに留めてたベルトも雨に濡れて千切れたので急遽輪行紐をサドルバッグに通してマットと纏めてサドルに留める様に処置した。
f:id:santarou98:20170801010306j:image

当別町に入る頃には小雨に。
f:id:santarou98:20170801010457j:image

当別町に入つてしばらく走つてると目測を誤り、タイヤの高さ程あつた路側帯の段差を超えられずに転倒して怪我。用意してた簡易救急用品からガーゼと消毒液で傷を洗つて、ガーゼと包帯で傷を保護。コンビニで小休止を取る。

怪我をしたので旅行を中止するべきか迷つたが、見た目よりも手足ともに動かせたので続行。
f:id:santarou98:20170801010540j:image

札比内駅無人駅で如何にも廃駅ぽいがまだ現役。駅前には個人商店が1軒あるだけで寂れてる。

f:id:santarou98:20170801010604j:image

浦臼にある坂本龍馬の甥の妻とその子の直衛が葬られてある坂本龍馬家の墓。
f:id:santarou98:20170801010637j:image

新十津川のラーメン屋とん太。とにかく派手で、店の外壁にこれでもかといふ位に琺瑯看板が貼り付けてあり、店の横には何故か鬼太郎ねずみ男と妖怪ポストがある。
f:id:santarou98:20170801010658j:image

山口ベニーサイクルに惹かれて思はず立ち止まつた新十津川の自転車屋兼バイク屋の岡下商会。開店前だつた様で店内に入ることはできなかつた。
f:id:santarou98:20170801010732j:image

新十津川町にはファミリーマートが進出してをり、驚き。ここで金沢風カレーを食べて休憩。
f:id:santarou98:20170801010849j:image

暫く走つて雨竜町。この頃には天気も快晴。この辺りでお昼の11時。当初は22日中の天売島到着予定だつたが、途中の事故やトラブル、出発が遅かつたのもあり、どんなに急いでも天売島へのフェリーには間に合はないのでウニ祭り初日を諦めることにした。
f:id:santarou98:20170801010913j:image

雨竜町にある骨董屋豆電球に立ち寄る。元小学校校舍を利用した骨董屋で土・日・月曜日しか開いてをらず、行く機会がなかつたが以前から来てみたかつたのだ。かなり濃い空間。晴れたのでポンチョを脱いでサドルバッグに括りつけた。
f:id:santarou98:20170801010940j:image

丸石自転車とナショナル自転車の看板が良い北竜町の中井自転車商会。どうも閉店して久しいらしく店内をみることはできなかつた。

f:id:santarou98:20170801011008j:image

惠岱別辺り。増毛まで30Kmの看板近く。北竜町から道道94号線へ入るとずつと山の中で緩やかな登り等がある。

f:id:santarou98:20170801011041j:image

トンネルを抜けて惠岱別ダム。ここで漸くリアテールライトの欠損に気づく。どうも当別辺りで転倒した際に割れて留めが緩んでたのが外れて一部どこかへ落としてしまつた様だ。
f:id:santarou98:20170801011104j:image

御料峠越えて。
f:id:santarou98:20170801011202j:image

日本海へ出た。
f:id:santarou98:20170801011218j:image

所謂オロロンライン。想定より風も強くなく平均速度20Km程度を維持しつつ走る。
f:id:santarou98:20170801011240j:image

16時、留萌市へ入る。ここで塗薬や救急用品を買ひたして小休止。天売島へのフェリーはもう無いので留萌近辺でのキャンプを検討、海水浴場の砂場を使へる無料キャンプ場等があつたが、ちらと見ると家族連れや騒がしい若者達が多くあり、遠くからでも騒がしい。騒がしくても眠れるが先人が騒がしいのは避けた方が良いといふのを思ひ出し、無料は避け有料キャンプ場を探すと、少し行つたところに小平町町の営望洋台キャンプ場があり、そこへ泊る事に。

f:id:santarou98:20170801034120j:plain

現地に行つてから気づいたが、かなり高台にあり自転車では登りがキツいので自転車では来ない方が良い。

f:id:santarou98:20170801012616j:plain

しかし高台にあるにも関はらず自転車用スタンドが用意されてる謎。

入口横の管理棟で利用申込と料金支拂ひを済ませると、分別用の各種ゴミ袋とキャンプ場の下にあるゆったりかんの日帰り入浴割引券(100円引き)を渡された。キャンプ場備へ付けのシャワー300円を利用するより100円高いが湯に浸かれるのは魅力的。

キャンプ場料金はキャンプ泊の場合1人1日につき入村料2日分400円とテント持ち込みで決められた敷地内の好きなところにテントを張れるフリーサイト1人利用450円の合はせて850円。洗濯機200円、乾燥機100円を借りることも出来たが今回は利用せず。

f:id:santarou98:20170801040051j:plain

フリーサイト手前のオートキャンプサイト。ここにある屋外炊事場と屋外便所を利用する事になる。家族連れと若者達一組づつがゐた。

f:id:santarou98:20170801040257j:plain

一番奥のフリーサイトと天売・焼尻島を望める展望台。展望台は老朽化の為利用できない。家族連れ一組とソロキャンパーが点々。フリーサイト奥の駐車場へ自転車を停めた。

近くにテントを張つてた初老の男性が自転車を見て、僕も昔はそんな自転車で旅をする事に憧れてたと話かけてくれた。東京神田の駅前にあつたアルプスが旅用自転車を作つてたけれどもうだいぶ前に閉店してしまつただとか……色々。

f:id:santarou98:20170801040757j:plain

さておきテントを張る。まづはグランドシートを敷いて

f:id:santarou98:20170801040836j:plain

テント本体にポールを通しながら連結させてテントをたて、ペグを打つ

f:id:santarou98:20170801040945j:plain

付属フライシートを被せてペグを打つて完成。ワイルダムのワンマンテントにGEERTOPグランドシートLサイズ。テントを一人で組み立てるのは初めてだつたがなんとかなつた。

ペグ打ちにはハンマーが必須と聞いたが手で地面に押し込めたので無くても問題なし。

f:id:santarou98:20170801041653j:plain

19時、テントを張つてる間に水平線に沈む太陽。右手に天売と焼尻が見える。

その後ゆったりかんにて貰つた割引券を利用した日帰り入浴を済ませて、近くのコンビニで晩酌用にお酒を仕入れてまた自転車で高台を登る。
f:id:santarou98:20170801012656j:image

自転車で一日中走つてからのお酒は美味しい。
f:id:santarou98:20170801012732j:image

かなり靄がかつてる中、ご飯を食べて、またツマミを食べながらお酒を飲んで就寝。1日目をはり。

タイヤ交換とダウンチューブ下にボトルケージ増設

自分でタイヤを装着して駄目にしたのがまだ一寸怖いので、贔屓のお店でタイヤ交換を依頼。
f:id:santarou98:20170712191607j:image

タイヤは前と同じくユッチンソンの650X42Bデミバルーンタイヤ(現行品)。

f:id:santarou98:20170712191630j:image

ワイヤーの末端処理をしてなかつたのでまとめてしてもらふ。
f:id:santarou98:20170712191637j:image

素人が自分で弄つたものをプロがみるとやはり色々な点が見えてくる樣で、前後変速機と前後ブレーキのワイヤー処理の他に、微妙な振れががあつたので振れ取り、ブレーキ角度の再調整等。
f:id:santarou98:20170712191706j:image

さらにゼファールのギズモ ユニバーサル ボトルケージマウントにトピークのX15アダプターを使つてダウンチューブ下にボトルケージを増設。ケージはミノウラのデュラケージ(AB100-5.5)。

バンドの素材が合成樹脂の為か、剛性に不安があり、X15アダプターを捻ると一緒に動きさうになる感じがあるが、実際には何度かボトルを取り外したりアダプターを捻つても固定位置からボトルケージマウントは動いてなかつた。後は実際に使用してみて如何かだらう。
f:id:santarou98:20170712191711j:image

これにて一度やつてみたかつたダウンチューブ下へのボトルケージ増設完了。
f:id:santarou98:20170712191735j:image

ダウンチューブ下にはツールボトルを入れる。泥除けやチェーンリングとの隙間も一定に保たれてをり、ハンドルを左右に切つても泥除けに当たらないし、前変速使用時にチェンがツールボトルに当たることもない。

次はキャンプ用具を積んでキャンプツーリングの予行演習予定。

カンティブレーキの交換とボトルケージの取り付け

今月はまたトラベゾーンで遠乗り予定なので、色々と弄つていく。

まづは暫定的に取り付けてたカンティブレーキを交換。
f:id:santarou98:20170708234318j:image

後ろと
f:id:santarou98:20170708234325j:image

前。

前後共にダイアコンペの983カンティに交換、ブレーキの効きが良くなつた気がする。前は台座が曲がつてるので心配だつたが、リムとの隙間は確保されてをり、問題ない。

f:id:santarou98:20170708234400j:image

アウターストッパーは日東のAS-3に交換。割入りなのでケーブルが取り外しやすい。
f:id:santarou98:20170708234415j:image

ボトルケージ台座にTNIのボトルケージマウントアダプターを付けて台座をオフセット、更にトピークのX15アダプターを取り付け。
f:id:santarou98:20170708234426j:image

以前キャンピング車用に確保したミノウラのAB-1500、上部にバネ仕掛けのハサミのついた旧型ボトルケージ。ボトルケージ台座にそのまま取り付けると下に付いたフレームポンプに干渉するので、ボトルケージマウントアダプターを使つて上にオフセットした。が、上にオフセットすると今度はケージに付けたボトルが取り外し難くなるのでX15アダプターも取り付けて取り外し易くした訳だ。
f:id:santarou98:20170708234438j:image

重いボトルを付けるので耐久性が不安だが、実際に使つてみないとわからない。
f:id:santarou98:20170708234451j:image

ダウンチューブ下にもボトルケージを増設予定だつたが、ミノウラの鉄バンド式ボトルケージ台座をつけるとフレームポンプに干渉するので別の手を考へる事にする。次はタイヤ交換予定。